Jelly ProをAndroid 8.1.0にアップデート

 先週、Android 8.1.0のアップデートが公開されたJelly Proだが、Kickstarter組にアップデートが来ていると知ったので、設定→端末情報→ワイヤレスアップデートで確認。本当にアップデートが来てたので早速当ててみた。

アップデート作業中にAndroid Recoveryが出た

 何度かの再起動後、Android Recoveryが起動。

 要はAndroidシステムがロード出来なかったので、やり直すか工場出荷状態に戻すかと聞いてきていたので、確実を期すために工場出荷状態に戻すことに。しばらくして、ちゃんと初回起動時のようこそ画面が表示された。

以前使っていたGoogleアカウントを入れないと初回設定が出来ない

 強制的に工場出荷状態に戻したので以前使っていたGoogleアカウントを聞かれた。起動後に設定→システム→リセット オプション→すべてのデータを消去(初期状態にリセット)すれば、次回からはGoogleアカウント無しで初回設定が出来るようになった。

アップデート後の状態

 アップデート後のビルド番号はUnihertz_Jelly-Pro_20180712、あとカスタムビルドバージョンなる項目も出来ていた。こちらの内容はalps-mp-o1.mp1と表示されていた。Androidセキュリティパッチレベルは2018年6月5日だった。

 ロック画面に歩数計が出ているのは以前と変わらず。恐らくPedometerを無効化すれば表示されなくなると思う。ホームのアプリはAndroid 8標準のPixelランチャー相当の模様。アプリドロワーを開くアイコンが無くなり、下から上へのスワイプで開く。

 ホーム画面の最上段はGoogle検索バーが固定。アイコンは横3列×2段で上段がChrome、空欄、カメラ、下段がGmail、フォト、Playストア。最下段の固定アイコンは横3列でメッセージ、空欄、電話となっている。

アプリなど

 アプリはカメラ、カレンダー、ダウンロード、ドライブ、ファイルマネージャー、フォト、フラッシュライト、マップ、メッセージ、音楽、音声レコーダー、緊急速報メール、時計、設定、電卓、電話、連絡先、ChromeCompass、Duo、FMラジオ、GmailGoogle、Keep、Pedometer、Play ストア、Play Music、Playムービー、SIM Toolkit、YouTubeのみ。

 カレンダー、電卓はアンインストール可能、Google系アプリ、メッセージ、連絡先、電話、Pedometerは無効化可能、その他のアプリはすべて無効化不可能。

 尚、SIM ToolkitはSIMを1枚しか入れていないせいか、タップしても「SIMツールキットが存在しないか、サポートされていません」と表示されて起動しない。

 Googleの連絡帳、GoogleカレンダーAndroid メッセージ、電卓、時計、壁紙などはPlayストアからインストール可能だが、Android 8になった影響かGoogle Nowランチャーは入れられなくなってるっぽい。あと、Googleカメラも入れられないっぽい。

従来と異なる点

 そういえば、画面タップ時に操作音が鳴るようになった。設定→音→詳細設定→タッチ操作音で無効に出来る。尚、キーボードをタップする際はバイブのみで操作音は鳴らない。設定→音→詳細設定→タッチ操作時のバイブを無効にすると、タッチキー操作時のバイブも無くなるので注意。

 ナビゲーションバーは表示されなくなった。設定→Buttonのメニュー項目も無くなっている。タッチキーは左が戻る、右がタスク切換えとなっている。

 設定の独自メニューは、設定→Smart Assistant→LED NotificationでLEDランプ点灯制御、設定→Smart Assistant→Flip to muteで本体を振る?と消音する設定(デフォルト無効)、設定→DuraSpeed(デフォルト無効)がある。

その他

 キーボードは従来同様にGboard(Googleキーボード)で日本語入力にも対応。docomo等のVoLTEにも対応、APNもドコモのspモードやmoperaだけでなく、各社MVNOのものがプリセットされている。