PT2を2枚取り付けたSD-PECPCiRi2は冷却ファンを取り付けたSYH-150Bに入れた状態で全然熱を持たなくなった。動作も安定しているので、これで安価だったり余らせていたりするPT2を有効活用するための手順が確立できた。
あとはエアリアのPCI Express x1→PCI×2変換アダプタのSD-PECPCiRi2があればPT2が2枚接続できる。PCI基板のショートピンは工場出荷時の3.3V、33MHzの設定で動作する。
PT2を搭載するPCI基板部分はケースも無く、ブラケットとスペーサーを足にして自立させることになるので、転倒や他との接触によるショートの心配があるので、これらがちょうど収まるタカチのケースのSYH-150Bに入れてやると良い。
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ケースに入れるだけでも使い勝手は良くなるが、ケーブル等に引っ張られて動かないようにブラケット固定金具をケース底面にスコッチの超強力両面テープ KPR-19等で固定すると良い。ただし、PT2の取り外しをしたい場合は両面テープを離型剤等で剥がす必要がある。
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ケースに入れた状態だとPT2とPCI基板の熱が結構こもって熱くなるので、ファンを取り付けると良い。ファンの取付穴および通風口を確保するためにケース前面のアルミパネルをタカチのアルミパンチング板のPA-B11を同じ大きさの142.7×78.7mmに切断したものに入れ替える。せんごくネット通販でPA-B11を買うと切断加工もお願いできる。
あとはアルミパンチング板に60mm角10mm厚ファンとしてアイネックスのCFZ-6010LA等を取り付ける。付属のネジはM4でアルミパンチング板の穴を通らないので、別途M3ネジを用意する。親和産業のFS-NEJI-03、SS-NEJI-03等が使える。
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ファンの電源はPCI基板のFDD4ピン電源の間にFDD4ピンオス→HDD4ピンメス電源変換とHDD4ピンオス→FDD4ピンオス電源変換ケーブルを挟み、この間からファン電源を確保する。それぞれ、アイネックスのWA-081B、WA-076B、CA-03PA等が使える。
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PCI基板に接続するUSB3.0 Type-A-USB 3.0 Type-Aケーブル相当のデータ通信用ケーブルとFDD4ピンメス-FDD4ピンメス電源ケーブル相当の電源用ケーブルをまとめておかないと取り回しや他に引っかかる心配があるので、スパイラルチューブ等でまとめておくと良い。エーモンのコイル型配線バンドのE369やエーモンの配線チューブの1116等が使える。
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PCとPT2以外のPCI変換基板などを全て購入した場合、およそ1万円強で揃えることが出来る。