画面に入りきらないウィンドウへの対処

PMシリーズは液晶パネルの大きさに対して解像度が高いので、Windows XPの標準設定だと文字が小さくて見づらい。
そこで、画面のプロパティ→設定のタブ→詳細設定→全般のタブ→DPI設定を「カスタム設定」にする→カスタムDPI設定を「200%」にして再起動を行うことで、文字やタスクバーの大きさなどがザウルス等と同程度になってかなり見やすくなった。

ただ、この状態で画面のプロパティを開くと、ウィンドウが画面に収まりきらず「OK」ボタンを押して閉じることも出来なくなるので、マウスカーソルを画面の端にやるとスクロールするような仮想画面のソフトを探してみた。

よくある仮想画面と違い、タスクバーやデスクトップのアイコンを固定したままデスクトップ画面を上下左右にスクロールできるので非常に使い勝手がいい。ペンだと画面の端から出るようなマウスカーソルの操作は出来ないが、タスクトレイの仮想画面マネージャのアイコンをタップして仮想画面全体のどこを表示させるかをタップすることで見えなくなったウィンドウのボタンがある画面へ移動させられる。
この状態でFirefoxWindows Media Player Classic Homecinemaを起動するとちゃんと画面内に収まるウィンドウで起動し、フルスクリーン表示にしても正しく1024×600に収まる。要はマルチモニタを使った場合の挙動と同じようなカンジ。
上記画面はさらに画面のプロパティ→デザインのタブ→効果→「大きいアイコンを使用する」にチェックを入れる→OKで閉じる→詳細設定→指定する部分「アイコンの間隔 (横)」を「80」→指定する部分「アイコンの間隔 (縦)」を「80」→OKで閉じる、としている。
これらを行って再起動してもアイコンの間隔が設定した通りにならない場合は、デスクトップ上で右クリックして「アイコンの整列」→「等間隔に整列」のチェックをはずした後、再び「アイコンの整列」→「等間隔に整列」のチェックの入れて、「アイコンの整列」→「名前」とか行うことで設定した間隔でアイコンが並び直される。