USBやBluetoothでのダイヤルアップ接続

USB通信ケーブルを使うための方法はmoroさんとこに書いてある通りなんだけど、Bluetooth CFカードでダイヤルアップするのと同様に赤外線ダイヤルアップ接続として接続先の設定を行い、この設定ファイルを編集することでUSB通信ケーブルを使ったダイヤルアップにしてしまう必要がある。
一度作ってしまえばいいんだけど、面倒は面倒なのでダイヤルアップ接続に一般、赤外線に加えて、USBみたいなのが作れないか調べてみる。
どうやら/opt/QtPalmtop/etc/networkフォルダにあるDialUp.confやIRDA.confのようにconfファイルを作れば良いみたい。USB.confってのもあったけど内容が空なので使われてないみたい。一応、USB.confをUSB.conf.bakにリネームして、DialUp.confをUSB.confにコピーして作ってみた。コメントと思われる部分は[一般]から[USB]にするなど、最低限の変更をしてみた。
すると、ネットワーク設定からダイヤルアップ接続を選んで追加しようとすると、一般と赤外線に加えて先ほど作ったもの(今回は[USB]とした)が出てきた。
あとはこれに対応するデバイスとして/dev/ttyUSB0とかを使ってくれればオッケーか。
この辺は caitsithさんがKX-HA10+KX-HV200でダイヤルアップする為にやっていることが参考になった。
ダイヤルアップの設定を作ると/home/zaurus/Applications/Network/modulesにDIALUP.confなどの名前で保存されてるんだけど、これは/opt/QtPalmtop/etc/networkにあるDialUp.confをベースに作られているみたい。このDialUp.confにあるType = dialupと言う部分が使用するデバイスの指定らしく、これは結果的に/home/QtPalmtop/plugins/network
フォルダにあるlibdialup.soが呼び出されることになるらしい。
そこで、Qtopiaのソースからネットワークのpluginのソース(qtopia-free-1.5.0/netsetup/dialup)を探して、CFのシリアルを検索していた部分をttyS0に固定して、常に使用可能と返すようにしたlibdialup2.so.1.0.0を作られて、差し替えソースも公開されています。
これと同様にして/dev/ttyUSB0を使うlibusb.soを作ってやれば、Type = usbとしてデバイスの指定ができるようになるハズ。ううっ、試してみたいけど手持ちにUSBモデム機器が無い・・・。