開発環境

SL-C760にはCコンパイラをはじめとする開発環境が入ってない。で、色々とやってみたけど、未だ良い開発環境を構築できてない。

コンソールアプリケーション

dev_img-1.3 や ZGCC で大抵はコンパイルできる。
cmp や diff が無い場合は diffutils、他にも patch、bzip2 などが必要になったら、ipkg を入れてやれば何とかなる。
stat 関係の関数でエラーとなる問題はシャープから glibcrpm を落としてきて、BusyBox/1.00 を入れて rpm2cpio で展開し、libc 関係をまるごと /usr/lib に入れてやれば解決する。

SDL アプリケーション

コンソールアプリケーションについで比較的簡単にコンパイルできると思うんだけど、各所で配布されてる SDL のパッケージにはヘッダファイルが含まれてないので、自分で SDL 自身をビルドしてやらなければいけない。
ZGCC2 で make は通るんだけど、この SDL を使おうとするとエラーが出て使えない。保留。

Qtopia アプリケーション

C++ コンパイラが必須。さらに Qtopia 関連のヘッダファイルも。ライブラリは標準で入ってるものが使えるんだと思うけど、足りないファイルとかあるかも。
Qt Designer で作られたソースは .ui ファイルがあるから、uic がないとビルドできない。dev_img-1.6 には入ってるみたいだけど、SL-C760カーネルで使える squashfs がダウンロードできなくなってるので、未だに確認できてない。
何にしてもQtopia SDKZaurus用に用意しないと根本的な解決にはならないか…。

X/Qt アプリケーション

開発に必要なファイル群が公開されてて、これにヘッダファイルなどが含まれている。ただ、Makefile が含まれていない場合は xmkmf して Makefile を作る必要があるんだけど、xmkmf はある(シェルスクリプト)のに、xmkmf で使う imake コマンドがない。
Naorou さんとこに SL-C700vine 風環境ってのがあって、ここで公開している X 関連ファイル群に imake が含まれてた。これを入れて使えるかどうかは判らないが。