QtDesignerを使ってみる

Red Hat Linux 7.3ja のインストール

ThinkPad T22のHDDを余っていた10GBのんに交換して、Red Hat Linux 7.3jaをインストール。既にRed Hatには置いてないので下記からダウンロード。
インストール時は「パッケージグループの選択」で「ソフトウェア開発」にチェックを入れないと、x86用の開発環境が入らないので注意。(patchコマンドとかも入らない)
ftp://ftp.sfc.wide.ad.jp/pub/Linux/RedHat/linux/7.3/en/iso/i386/

クロス開発環境のインストール

あとはシャープが提供するクロスコンパイラと、TrolltechのQtopiaSDKをRPMでインストール。後者はシャープのリンク先からダウンロードできないので下記からダウンロード。
ftp://ftp.trolltech.com/qtopia/sdk/SuSE7.0/
シャープ用tmake設定ファイルを/opt/Qtopia/tmake/lib/qwsに上書き解凍したら一応準備は終わりだけど、シャープライブラリを/opt/Qtopiaに上書き解凍しとくと、dev-arm-qpe.sh等の環境設定切替スクリプトも入ってくれるらしい。あとはlibqte修正版も/opt/Qtopia/sharp/libに上書き解凍しとくと完璧。
http://developer.ezaurus.com/sl_j/doc/reference.htm

リモート接続の設定

disc 2に含まれるVNCサーバをインストールしておき、vncserverを起動する。初回起動時は接続パスワードを聞いてくるので適当に設定する。ついでにifconfig -aでIPアドレスも調べておく。

mount /mnt/cdrom
rpm -Uvh /mnt/cdrom/RedHat/RPMS/vnc-server-3.3.3r2-28.i386.rpm
umount /mnt/cdrom
vncserver

例えばIPアドレスが192.168.0.128だったら、Windows等のVNCクライアントから192.168.0.128:1に対して接続すればいい。

QtDesigner の使い方

QtDesignerは/opt/Qtopia/bin/designerで起動する。
FileメニューからNewを選択して、Widget等を選択すると空っぽのフォーム(ウィンドウ)が作成されるので、ここにテキストボックスやボタンなどの部品(パーツ)を載せていく。
複数の部品をマウスで範囲選択して右クリックすると「Lay Out Horizontally」や「Lay Out Vertically」等のメニューが出て水平方向に並べるか、垂直方向に並べるかなどを選べる。
何か部品を置いた後からはツールバーから「Lay Out Horizontally」や「Lay Out Vertically」等を選ぶことが出来、フォーム一杯に部品を配置することが出来る。(これは翌日いじくってて判った)
出来上がったフォーム(画面デザイン)を sample1.ui のように保存した後は、uic sample1.ui -o sample1.h としてヘッダファイルを、さらに uic sample1.ui -i sample1.h -o sample1.cpp でプログラムファイルを作成することが出来る。

(参考)QTによる迅速なアプリケーション開発
http://japan.linux.com/desktop/03/11/17/0752217.shtml