GPD PocketのWindows 10をファームウェアでリカバリ

GPD Pocketは、Windows 10をリカバリしようとGPD Pocket Firmware of Windows OS (20170526)をMEGAからダウンロードしていたが、転送制限かかった後の2回目の再開が始まらなかった。(と思っていたが、後で確認したらダウンロードされてた模様。チェックサムも一致してた。)
てな訳で、MEGAを日本語に切り替えてから無料ユーザ登録。MEGAにログインした状態で、GPD Pocket Firmware of Windows OS (20170526)のダウンロードURLを開いて「(M)にインポート」で、自分のアカウントのクラウド・ドライブにコピー。
最後にMEGAsyncをダウンロードしてPCにインストールして起動しておけば、自動的にドキュメントのMEGAフォルダにダウンロードされた。途中、無料ユーザの転送制限ダイアログは出るけど、放置して待ってれば勝手にレジュームされてダウンロードはちゃんと最後までされる。ダウンロードが終わっているか否かはMEGAフォルダ内のGPD Pocket--firmware of Windows OS(20170526).rarのアイコンに緑色のチェックマークが付いているかで判別できる模様。
尚、ファイルサイズは7,929,984,417 バイト、CRC32はD200D7A9、MD5はB8619E011C30D38E3EE7F27FB1D0225F、SHA-1は6210DCE1226039D0CCE8053A85F491D45059B8BAだった。
ただ、このrarファイルを7-Zipで展開したところ、Windows Defender ウイルス対策が「脅威が見つかりました」と通知を出してきたので開いて詳細を確認すると、ウイルスはTrojan:Win32/Rundas.Bで、区分はトロイの木馬、ファイルは…\GPD Pocket--firmware of Windows OS (20170526) \GPD Pocket OS 升级文件及说明(20170526)\WINPE\TEST_TOOL\IMT\Common\Run.exeで、状態は検疫済みなので、前述のファイルは既に削除されていた。
展開されたフォルダの中にWINPEフォルダがあるので、この中のフォルダとファイルすべてを適当なUSBメモリにコピーする。尚、全部で7.55GBあるので16GB以上のUSBメモリが必要。また、WINPEフォルダ内のInstall.wimは6.19GBと4GBを超えているのでNTFSフォーマットしておく必要がある。ボリュームラベルはWINPEにしておかないと動作に支障が出るらしいので変更しておく。尚、exFATフォーマットだとGPD Pocketのブートメニューに現れず起動できない模様。
USBメモリをGPD Pocketに取り付けて、起動時にF7(Fn+7)を押してブートメニューからUSBメモリを選択して起動させると、リカバリ処理が進んで、最終的に英語表記のWindows 10が起動して、System Preparation Tool 3.14のウィンドウが開くのでOKボタンを押すと自動的に再起動されて、再びしばらく待っていると購入時と同じWindows 10の初回設定が始まる。やっとこさ元の状態に戻った。
尚、英語表記でWindows 10が起動した際、デスクトップ上にはテスト用と思われるいくつかのフォルダとファイルが置いてあるが、初回設定を終わらせた後のWindows 10のデスクトップには当然ながら何も無い状態になっていた。
そして、無事にリカバリされたWindows 10の初回設定を実施。会社だったのでWi-Fi接続はせずに初回設定を終わらせて、帰宅してからWi-Fiに接続。が、ライセンス認証が通らない(汗)よく見るとプロダクトキーの末尾が違うので、プロダクトキーの変更でパッケージ記載のものを入力するが、やはりライセンス認証が通らない(涙)