パソコン専用ネームランド KL-E20

昔からビデオテープ等に貼るラベルを印刷するためにカシオのネームランド KLD-300を愛用していたが、キーボードの接点が劣化して押しても反応しなくなったのと、難しい文字の入力が面倒なこともあって、PCとUSB接続して印刷をするようになった。
しかし、そうなるとキーボードの付いたKLD-300は想像以上に重たく大きく邪魔で、USB接続する度に効きの悪い電源ボタンとUSB接続ボタンを押す手間が面倒で仕方なくなってきたので、パソコン専用のネームランド KL-E20を先日ヨドバシで購入したところ、今日届いた。

KL-E20はKLD-300と違い24mmテープが使えず、ディスクラベル印刷機能、ハーフカット機能、オートカット機能が無いが、24mmテープは実質的に今は使う場面が無いし、ディスクラベル印刷はCDやDVDに保存することが皆無になってきた上に、実質的に印刷に使えないインクジェットプリンター対応のホワイトレーベルのCDやDVDしか入手できない現状を考えると無くてもいい。ハーフカット機能は前方の余白を無くせるから欲しいけど、後方の余白は無くせないのでハサミで切るならそこまで気にしなくても良いかと思った。オートカット機能は単なる贅沢機能なので手動でボタン押してカットで別にかまわない。
過去にはハーフカット機能を搭載し、24mmテープにも対応したEL-5000WEL-700やKL-E20と同等のKL-E11も存在していたが現在は生産終了。と、言うかKL-E20はいつ発表された商品なのか調べても出てこない(汗)2000/10/05発表のKL-E11より古いと思うんだが。と、言うか2001/05/17発表のEL-700以降から新機種出ないまま15年以上経った今も現行機種でWindows 10にも対応してるって凄い。

パッケージが本体よりもかなり大きくてビビる。保証書はパッケージ裏面のパターンなので無用にデカくて立体的なパッケージを置いときたくないので切り取って納品書と共に取扱説明書の袋に入れて保管。

本体は許容範囲の大きさ。底面のストッパーに手をかけて側面カバーを開き、付属の9mmテープを少し引っ張りだして、本体のレバーで印刷ヘッドを上げてからテープカートリッジを取り付け。側面カバーの内側に付いてるスプリングでテープを押し付けて固定する。あとはACアダプタを接続してUSB BコネクタのケーブルでPCに繋ぐと連動して本体前面のLEDが緑色に点灯し、電源ON。KL-E20のプリンタードライバーと印刷ソフトのPC ラベルユーティリティ BA-P20は公式サイトからダウンロードも出来るので付属のCD-ROMは使わずじまい。

印刷して本体上部の押し込みボタンでテープを手動カットすると、余白は手前に18.5mm、後ろに19.5mm付いた状態。ハーフカットも角丸カットも出来ないので、そこら辺は手動でやる必要があるけど、まあ必要にして十分。解像度は最上位モデルも同じ200dpiなので気にする必要なし。BA-P20でテープ長を指定すると0.2〜0.5mmほど長くなることがある模様。テープ長の固定にチェックを入れるとさらに1.0mmほど長くなることがあるみたい。
そういえば、ACアダプターの型番はAD-A95100Lで定格は9.5V 1A、DCプラグはEIAJ 3(外径4.75mm、内径1.7mm)のセンタープラスだった。