Aterm WG1200HPの速度と電波が届く範囲

Aterm WG1200HPのWANポートに事務所のLANを接続して、ブリッジモードで簡易設置。ルータのDHCPサーバ設定からリース情報を見るとWG1200HPのホスト名で登録されたIPアドレスが判るので、これをブラウザで開くとWG1200HPの設定画面が表示された。特にユーザ認証とかパスワード入力とかは無し。5GHzのプライマリSSIDに接続したところ、リンク速度がNexus 6は780Mbps、Nexus 5は433Mbps、Nexus 4は72Mbpsだった。

Wi-Fiアライアンスの製品検索から「Find by keyword」にNexus 4の型番である「LG-E960」を入力して「SEARCH」で検索すると、検索結果が一覧で出て来るのでLG-E960の証明書アイコン(左端のアイコン)をクリックするとWi-Fi認定の証明書がPDFでダウンロードされるので見てみた。高速無線LAN情報局の表を参考にすると、802.11nで1ストリーム、ショートガードインターバル(400ns GI)の72Mbpsになるので、Nexus 4はチャネルボンディング無し(バンド幅 20MHz)なんだと思う。
Nexus 5は802.11nの2.4GHzで72.2Mbps、5GHzで150Mbps、802.11acで433Mbpsらしい。Nexus 6が780MbpsでリンクしてるのはMCS値と無線PHYレート対応表を見てみると、MCS 8(256-QAM 3/4)、2ストリーム、チャネルボンディング有り(バンド幅 80MHz)ってことで証明書に記載されている認定とほぼ一致。ただ、MCS 9にも対応してると思うのでリンク速度866.7Mbpsもあると思うんだが…。
帰宅後、TAKEんとこで試したAterm WG1200HPを自宅でどの程度使えるか早速簡易的に設置。しかし、電波強度は強くなったものの、リビングからダイニングに来ただけで感度がガクンと落ちて、自室だとかなり厳しい状態。念のために渡り廊下の真ん中近くに設置してみたが大きく改善されることは無し。ベランダ側を通るのは厳しいかと思い、父親の部屋の窓際に置いて自室の窓際に来てみたが届かない(滝汗)こりゃ、ウチみたいに鉄筋で元々別世帯だったトコをくっつけたようなマンションじゃ1つのアクセスポイントでフルカバーするのはやっぱ難しいってことか。
ただ、ダイニングのリビングから一番離れた壁際に置いてあるFONルータと同じ場所に設置してみたら、自室は当然OKとして、リビングでも渡り廊下近くならば一応通信できることを確認。ただ、リビングの奥ばった場所だとほぼ届かない。さてと、これは結局リビング用とダイニング用の2つを用意せにゃあかんパターンってことでまた考えねば。とりあえず、ルータとしての入れ替えはダイナミックDNSの件や、PPPoEパスワード等も絡むので後日ってことで一旦終わり。