龍さん（id:shachicoco）や、会長さん（id:kaichosan）から反応があったので、アイコンをZEditorに変えるついでに、メモ帳から関連付けを外したり、アンインストール時に元に戻す手順を追加してみる。
インストール直前に実行されるスクリプト preinstはこんな感じ。
echo >> zeditor.desktop grep ^MimeType textedit.desktop | sed -e s/TextEditor/zeditor/ >> zeditor.desktop grep -v ^MimeType textedit.desktop > /tmp/textedit.desktop cp /tmp/textedit.desktop textedit.desktop
- 最初にZEditorのdesktopファイル末尾に改行が入ってないので追加。
- メモ帳のdesktopファイルからMimeTypeで始まる行を抽出（検索文字列の先頭の「^」は行頭の意味を持つ文字）して、アイコン名のTextEditorをzeditorに変更してZEditorのdesktopファイルに追加。
- メモ帳のdesktopファイルからMimeTypeで始まる行以外を抽出（-vオプションで検索文字列を含まない出力となる）して、/tmpに保存。
- /tmpに保存したものをメモ帳のdesktopファイルとして上書き。
アンインストール直後に実行されるスクリプト postrmはこんな感じ。
grep ^MimeType zeditor.desktop | sed -e s/zeditor/TextEditor/ >> textedit.desktop grep -v ^MimeType zeditor.desktop > /tmp/zeditor.desktop cp /tmp/zeditor.desktop zeditor.desktop
- ZEditorのdesktopファイルからMimeTypeで始まる行を抽出して、アイコン名のzeditorをTextEditorに変更してメモ帳のdesktopファイルに追加。
- ZEditorのdesktopファイルからMimeTypeで始まる行以外を抽出して、/tmpに保存。
- /tmpに保存したものをZEditorのdesktopファイルとして上書き。
こんな具合でいいかな？と。メモ帳およびZEditorのアイコンがアプリケーションのタブに無い場合（他のタブに動かしてたり、削除した場合）は正常に動作しないので注意。
どっちのスクリプトも先頭にBourneシェル（/bin/sh）で動作するシェルスクリプトである旨を示す「#!/bin/sh」と、作業ディレクトリの移動のための「cd /opt/QtPalmtop/apps/Applications」を入れておく必要がある。
一応、上記手順で作成したパッケージを下記に置いておきます。
http://www.areanine.gr.jp/~nyano/archives/slzaurus/zeditor-relation_0.0.2_arm.ipk
個人的にはちゃんと/opt/QtPalmtop/appsディレクトリ下にある全てのdesktopファイルからMimeType=textを含むファイルを抽出して、該当箇所を削除した後、全てのdesktopファイルからExec=zeditorを含むファイルを抽出して、いずれかにMimeType=textなどの行を追記してやれば、どんな状況にも対応できて綺麗なんだけどねー。
