デュアルブート

FLORA 310 DP1デュアルブート環境を組んでみる。6GBのHDDの前半半分に昨日WindowsXPをインストールした後、後半半分にWindows98SEをインストールした。これでWindowsXPが起動しなくなり、Windows98SEしか起動しなくなった。
まずはこの状態でWindows98SEを起動した後、DOSプロンプトからWindows98SEのブートセクタを下記の手順でファイル化する。

debug
L 100 2 0 1(Windows98がCドライブにある場合、2つ目の数字が2となる)
R CX
200
N C:\bootsect.dos
W
Q

続いて、fdiskを起動してNTFS領域をアクティブにして再起動すると、WindowsXPが起動する。(起動しなかったら、WindowsXPのCD-ROMから起動して修復セットアップで回復コンソールを起動し、fixmbrコマンドでMBRを書き換える)
あとはさっき作ったBOOTSECT.DOS(CドライブがWindowsXP、DドライブがCD-ROMの場合はたぶんE:\にある)をC:\にbootsect.dosの名前で持ってきて、C:\にあるboot.iniに「C:\="Windows 98 Second Edition"」の1行を追加すれば、以後は起動時にOSが選択できるようになる。
Linuxとかでも同様に下記手順などでブートセクタをファイル化すれば起動させられる。

dd if=/dev/hda5 of=bootsect.lnx bs=512 count=1(Linuxを/dev/hda5にインストールした場合)
mount -t vfat /dev/fd0 /mnt/floppy(Windowsでフォーマットしたフロッピーをマウント)
cp ./bootsect.lnx /mnt/floppy

あとは同様にフロッピーからbootsect.lnxをWindowsXPのC:\にコピーして、boot.iniに「C:\bootsect.lnx="Red Hat Linux 7.3ja"」とすれば起動時にOSを選択できる。