プロフィール・プロ KX-29HV3と同型でありながら、31KHz RGB入力が可能なSONY PGM-200R1Jを早速設置して動作確認。今回入手したPGM-200R1JはS端子などのビデオ入力は無く、RGB入力1系統（R,G,B,HD/COMP,VD以上BNC、音声L,Rはピン端子)、SERVICEという名のミニDIN端子が1つ（内部にMAX232とかがあったのでシリアル制御みたい）。これらがスロットに入る形で取り付けられている。あとは本体にRGB出力1系統、スピーカー接続端子（L,R）、コントロールS入出力各1系統というカンジ。電源は100Vと240Vの切り替えスイッチ付。電源コードはいわゆるPC用で使われている3ピンのACコードを繋いで使う。
- RICOH NP-20J (Pentium 120MHz) チャンドラ
- 640×480のみで表示を確認。800×600、1024×768は出力をCRTのみにしていても640×480のスクロール画面となった為、確認できず。
- Justy TVチューナーボックス JTV-06
- 外部入力にPanasonic ポータブルDVDプレイヤー DVD-L10を接続して表示を確認。
- IBM NetVista M41 Slim 6844 (Pentium4 1.6GHz)
- 640×480 60Hz以外での表示は不可であることを確認。
- マイコンソフト XSELECT-D4
- NEC PC-9821As
- 24KHz出力、表示不可。
- NEC PC-8801FRmkII
- 15KHz出力、表示不可。
ここから判ることは表示可能なのは31KHzのみで。リフレッシュレートは60Hzのみ。残念、SVGAやXGAは入力できないっぽい。あと15KHzもダメだから、いわゆるインターレースでの表示が不可能。
あとプロフィール・プロ独特の前面のフレームにあるCONTROLボタンを押すと色々な制御ができるが、基本的に入力切替（RGB1、RGB2、YUV、LINEなど）、音量大小、MENU、項目上下選択、決定以外には何もない。RGB2やYUV、LINEに関してはスロットに対応した入力インターフェイスボードが入っていれば使えるんじゃないかと思う。
ただ、映像はすんごい。RD-XS53の映像をプログレッシブでD2出力してXSELECT-D4でPC用15ピンRGB出力したものをモンスターケーブルでPGM-200R1Jで視聴。見るナビ画面とかも自然で文字もクッキリと見やすい。LD-X1からの映像もS端子だと色にじみが気になるが、コンポジットでRD-XS53に入力すると、3次元Y/C分離でかなり綺麗に。ダイレクトコンポジットじゃなくても、これ位は効果あるもんなんやねぇ〜。
PGM-200R1Jの背面右側にあるRGB入力はスロットに実装されたボードによるものなので、このボードを外してみる。ボードはいわゆるIDEコネクタみたいなのでモニター本体に接続されており、ボード自体にピン配列が書いてあったのでメモ。本体背面よりコネクタ部を見て上部からのピン配列。左右については逆に表記しているので注意。
AUDIO.L GND GND GND AUDIO.R GND FRONT.R NC FRONT.V FRONT.B FRONT.G FRONT.H GND GND R.OUT R.OUT GND GND G.OUT G.OUT GND GND B.OUT B.OUT GND GND H.SYNC H.SYNC GND GND V.SYNC V.SYNC NC NC GND GND ＋5V ＋5V STBY+5V GND NC GND NC GND NC GND NC GND NC GND NC NC NC NC NC GND NC GND NC GND MOSI MOSI(FRONT) MISO MISO(FRONT)
MOSIはマスター出力スレーブ入力信号、MISOはマスター入力スレーブ出力信号。恐らくシリアル制御であろうSERVICE端子がMAX232などを介して、ここに接続されているのではないかと思われる。
