ThinkPad X230iとThinkPad X201等との違い

昨日じゃんぱら神戸店で購入したThinkPad X230i(2306-1Q2)はCore i3-3120M 2.5GHzなので、ベースモデルは恐らく2306-8XJで、Windows 8 Pro (64bit)のダウングレード権行使でWindows 7 Professional 32bitを入れていると思われる。Bluetoothやカメラが無いところは同じだが、指紋センサーは無し。品名末尾のiは下位モデルを表しているだけで昔のThinkPadで使われていた別系統と表す意味は無い模様。
メモリは4GB(PC3-12800 DDR3)ではなく、I-O DATAの2GB(SDY1333-2G、PC3-10600 DDR3)が装着されていた。中古なので前の持ち主が交換していたんじゃないかと思う。バッテリーは6セルタイプではなく、4セルタイプのものが装着されていた。
これまで使っていたThinkPad X201と違って、キーボードは6段のアイソレーションタイプになり、いくつかのキーが無くなった。PauseやBreak、Scroll Lock、System Requestはともかく、Windowsアプリケーションキーが無くなってることと、Num Lockが無くなっているのが人によってはクリティカルな気がしないでもない。
インジケータランプはAC接続とCaps Lockが無くなり(Num Lockも当然無い)、バッテリーとサスペンドは天板側のみとなった。
トラックポイントキャップはクラシックドームに交換出来る。ただ、トラックポイントが以前よりも少し高さが低く埋まっているような印象。タッチパッドパームレストツライチになり、クリックボタンはタッチパッドの手前側の左と右を押すとクリック感のあるボタンとなっている。タッチパッドBIOSで無効に設定できる。
起動時のThinkPadロゴが出てる時にF1を押すとBIOS設定、F12を押すと起動メニュー、F11を押すとリカバリ領域から起動するのは従来と同じ。
ExpressCardスロットはプッシュポップ式になったが、取り出す際にカードがほとんど出てこないのでツライチとなるカードの場合は非常に取り出しづらい。イヤホン端子とマイク端子は統合されたイヤホンマイク端子になっている。アナログRGB端子に加えて、隣りにMini DisplayPortが付いている。こちらの方がより高解像度な出力に対応している模様。
LAN端子は左側面から右側面に位置が変わった。ACアダプタ端子も左側面から背面左側に移動している。ファン排熱口は左側面に加えて背面左側にも出来ている。
液晶部分は閉じた際にラッチで固定される機構は無くなり、本体前面下部の凹みに指をかけて持ち上げるようになっている。
ハードディスクは2.5インチの7mm厚となり、9.5mm厚のものは使えなくなっている。また、mSATAのSSDスロットが出来ており、取り付けるとドライブ0として認識される模様。