まずはハードディスクの内容を丸ごとイメージファイルとしてバックアップすべく、Macrium Reflect FreeでUSBメモリやUSBハードディスクにRescue Mediaを作成して、Rescue Mediaから起動し、内蔵ハードディスクのバックアップを取っておいた。
あとはWindows 10のインストール メディアをダウンロードして、適当なUSBメモリ等に作成したら、インストール メディアから起動。次へ→今すぐインストールと選択し、ThinkPad X230i本体に貼られたWindows 7のCOAラベルに記載されているプロダクト キーを入力。
同意しますにチェックを入れて、次へ→カスタム: Windows のみをインストールする (詳細設定)→既存のパーティションを全て削除したら、割り当てられていない領域を選択して、次へ。
初期設定が終わってネットワークに接続したら、設定→更新とセキュリティ→ライセンス認証で「Windows はデジタル ライセンスによってライセンス認証されています」と出ていることを確認。
あとは勝手にスリープしないように時々マウス等を触って待っていると必要なドライバ類が自動的にインストールされるが、デバイス マネージャーで見ると「ほかのデバイス」に「不明なデバイス」が1つだけ残っていた。
接続別で見ると「ACPI x64 ベース PC」→「Microsoft ACPI-Compliant System」→「PCI Express ルート コンプレックス」→「LPC コントローラー」→「Microsoft ACPI 対応埋め込みコントローラー」→「不明なデバイス」として見えており、デバイス インスタンス パスは「ACPI\LEN0078\5&2890D699&0」となっていた。
LEN0078とDriverで検索するとlenovoの海外フォーラムにLenovo HID HW ラジオ ドライバーが対応するドライバだと書いてあったので入れてみたら、不明なデバイスは無くなった。
尚、この状態でマイク消音ボタンやSimpleTapボタン、Fn＋F3（ロック）、Fn＋F5（無線ON/OFF）、Fn＋F6（カメラ／ヘッドセット）は動作しない（他のFn併用操作は動作する）ので、使いたい場合はホットキー機能統合などのソフトウェアを追加で入れる必要があると思われる。
あとは、BIOS アップデートユーティリティ、Intel マネジメント エンジン 8.1 ファームウェア、バッテリー ファームウェア アップデート ユーティリティーで各ファームウェアのアップデートしておけば良いかな。
