今回は割と初期の頃に出荷されたDY-UD200(ファームウェアのバージョンは1.0.2-2)を使用した。最新ファームウェアに書き換えても問題なく動作している。
公式アプリケーションのダウンロードと解凍
- メモ帳で「C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\hosts」に「122.214.242.36 www.dynaconnective.co.jp」を追記
- DAWIN DTV_setup_1.0.0.8.zipをダウンロード&解凍して「DAWIN DTV_setup_1.0.0.8.exe」を抽出
上記手順は既に公式サイトが消滅しているようなので不要、代わりにDY-UD200 Ver.1.0.0.8 でも TS抜きでミラーされているDAWIN DTV_setup_1.0.0.8.zipをダウンロードする。尚、Windows Defender等のウィルス対策ソフトウェアが誤検出してダウンロードしたファイルを削除してしまう恐れがあるので注意が必要。
ファームウェアの抽出とドロップ低減パッチの適用
- dyud_firmware_extractor_for_1.0.0.8.zipをダウンロード&解凍して「dyud_firm_extractor.exe」等を抽出
- 「DAWIN DTV_setup_1.0.0.8.exe」を7-zipで解凍して「DAWIN DTV.exe」と「UniM_FSeg.dll」等を抽出
- 「dyud_firm_extractor.exe」を「DAWIN DTV.exe」、「UniM_FSeg.dll」と同じフォルダに入れて実行して「DY-UD200_firmware_1.0.5.bin」を抽出
- dyud_firmpatcher_1.0.5-2.zipをダウンロード&解凍して「DY-UD200_firmware_1.0.5-2_to_1.0.5-3.exe」等を抽出
- 「DY-UD200_firmware_1.0.5-2_to_1.0.5-3.exe」を「DY-UD200_firmware_1.0.5.bin」と同じフォルダに入れて実行して「DY-UD200_firmware_1.0.5.bin」を改変
※ウイルスチェックは無視する。マイ ドキュメントの「DAWIN DTV」フォルダや「HKEY_CURRENT_USER\Software\DAWIN DTV」以下のレジストリは不要なので必要に応じて削除する。
DY-UD200のドライバ導入とファームウェア書き換え
- vcredist_x86.exeをダウンロード&インストール
- DY-UD200_w_WinUSB2.1.zipをダウンロード&解凍
- DY-UD200を接続して先ほど解凍したドライバを導入
- BonDriver_dyud_v8.5.3.zipをダウンロードして解凍して「BonDriver_dyud.dll」、「BonDriver_dyud.dll.ini」、「dyud_firmware_writer.exe」等を抽出
- メモ帳で「BonDriver_dyud.dll.ini」の「InformationDialog=1」を「InformationDialog=0」に変更
- 「dyud_firmware_writer.exe」を「BonDriver_dyud.dll」、「BonDriver_dyud.dll.ini」と同じフォルダに入れて実行して途中で「DY-UD200_firmware_1.0.5.bin」を指定することでファームウェアを書き換え
※Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージと同等のものがインストールされている場合はvcredist_x86.exeをインストールする必要は無い。
BonDriver対応アプリケーションを使う際の準備
- EpgDataCap_BonやSpinel等はBonDriverフォルダ、TVTestやRecTest等では実行ファイルと同じフォルダに「BonDriver_dyud.dll」、「BonDriver_dyud.dll.ini」を用意
- DY-UD200内蔵カードリーダも使うならEpgDataCap_BonやTVTest等の実行ファイルと同じフォルダに「winscard.dll」と「_inscard.ini」を用意
- さらにTVTestやRecTestのようにBonDriverフォルダ以外に「BonDriver_dyud.dll」を用意した場合はメモ帳で「_inscard.ini」の「pass=.\BonDriver\BonDriver_dyud.dll」を「pass=.\BonDriver_dyud.dll」のように適切に変更