Eee PC 900 HAのWindows XPクリーンインストール

用意したもの

  • Eee PC 900 HA(シャイニーブラック)EEEPC900HA-BLK028X
  • 900HA XP サポートDVD Rev.1.1 日本語版(A1180)
  • Panasonic DVDマルチドライブ LF-P967C
  • 空のCD-R(もしくはCD-RWなど)

Windows XP SP3 Home EditionのインストールCD作成

  1. SP+メーカー(ランタイム同梱版)をインストール
  2. 「C:\winsppm」フォルダに、「cdroot」フォルダを作成
  3. 「C:\winsppm」フォルダに、「temp」フォルダを作成
  4. 「C:\winsppm」フォルダに、「iso」フォルダを作成
  5. 「C:\winsppm」フォルダに、「update」フォルダを作成
  6. 「C:\winsppm\cdroot」フォルダに、「C:\WINDOWS」フォルダにある「I386」フォルダをコピー
  7. 「C:\winsppm\cdroot」フォルダに、新規作成→テキストドキュメント等で0バイトの「WIN51」ファイルを作成
  8. 「C:\winsppm\cdroot」フォルダに、新規作成→テキストドキュメント等で0バイトの「WIN51IC」ファイルを作成
  9. 「C:\winsppm\cdroot」フォルダに、新規作成→テキストドキュメント等で0バイトの「WIN51IC.SP3」ファイルを作成
  10. SP+メーカーを起動
  11. Windows XP」のタブを選択
  12. CD/DVDドライブにEee PC 900 HA付属のDVDを入れる
  13. 「CD-ROMドライブ」からCD/DVDドライブのドライブ名を選択
  14. 「ツール」→「CD-ROM Boot チェック」を選択
  15. ウィンドウ最下段のステータスバーに「ブータブルCD-ROMです」と表示されているのを確認
  16. 「ボリュームラベル」に「GRTMHOEM_JA」と入力
  17. 「代替フォルダ」にチェックを入れて「C:\winsppm\cdroot」フォルダを選択
  18. 「作業フォルダ」として「C:\winsppm\temp」フォルダを選択
  19. 「出力先フォルダ」として「C:\winsppm\iso」フォルダを選択
  20. 「ファイル名」に「900HAXP3.ISO」等と入力
  21. 「アップデートフォルダ」として「C:\winsppm\update」フォルダを選択
  22. 「作成」を選択
  23. ウィンドウ最下段のステータスバーに、ファイル名、サイズ、作成日時が表示されたら終了
  24. 「ライティング」のタブを選択
  25. 「ISOイメージファイル」として先ほど作成した「C:\winsppm\iso\900HAXP3.ISO」を選択
  26. CD/DVDドライブに空のメディア(CD-R等)を入れる
  27. 「書き込みに使用するCD-ROMデバイス」からCD/DVDドライブを選択
  28. 「作成」を選択
  29. ウィンドウ最下段のステータスバーに「ISOイメージファイルの書き込みが終了しました」と表示されたら終了

プロダクトキーの確認

Windows Product Key Viewer(Compressed .ZIP File)をダウンロード&解凍して、winproductkey.exeを実行し、プロダクトキー(Product Key)を控える。
I386フォルダに含まれるUNATTEND.TXTのProductKey項目にあるプロダクトキーはリテール版Windows XPのもののようで、上記で調べたものとは違っていた。

BIOSの設定と起動時の操作

電源ON後にすぐF2キーを押すとBIOS、Tabキーを押すとBIOS POSTメッセージの表示、F9キーを押すとリカバリパーティションからの起動、Escキーを押すと起動デバイスの選択になる。
ただし、BIOSからBoot項目にあるBoot Boosterの設定をEnabled(有効)からDisabled(無効)に変更しない限り、F2キー以外の入力を受け付けないし、初期状態では起動デバイスとしてCD/DVDが最優先になっているにもかかわらず、HDDからしか起動しない。

インストールCDを使ってWindows XPクリーンインストール

Eee PC 900 HAのI386フォルダからSP+メーカーを使って作成したインストールCDは、SATAのドライバもちゃんと含んでいるようで、内蔵HDDをちゃんと認識した。ちなみに以下は初期状態のパーティション内容(空き容量は初期状態じゃないけど)。リカバリ領域と思われるパーティション3と、Boot Booster有効時に使うEFI領域と思われるパーティション4が見える。
ちなみに全てのパーティションを削除してからNTFSでフォーマットしてWindows XPのインストールを行った。

D:パーティション1:[NTFS]    81910MB(77758MB 空き)
E:パーティション2:[NTFS]    62668MB(62599MB 空き)
C:パーティション3:PE[FAT32]  8009MB( 5792MB 空き)
G:パーティション4:[不明]       39MB(   39MB 空き)

インストールが終わったら、SLPが正しく実装されて、アクティベーションが不要であることを確認するために、OEMの事前ライセンス認証が正しく保持されたかどうかをコマンドプロンプトやファイル名を指定して実行で「C:\WINDOWS\system32\oobe\msoobe.exe /A」と入力し、「ライセンス認証の手続きは既に行われています。[OK] をクリックして終了してください。」と表示されるのを確認する。

ドライバのインストール

CD/DVDドライブにEee PC 900 HA付属のDVDを入れると自動的にサポートCDが起動するので指示に従い、ASUS InstAllを選択して、InstAllからドライバを自動インストールするを選択すれば、各ドライバの導入と再起動などが自動的に行われる。