USBメモリから起動するKNOPPIXを作ってみる

USBメモリは持ってないのでmicroSD+BUFFALOのmicroSDカードリーダ(BSCRMSDCBK)で代用。FAT32フォーマットされてて、空き容量が十分(今回はCD版を入れるので600MB以上)あれば既に色々とファイルやフォルダがあってもかまわない。
まず、KNOPPIX日本語公式サイトからCD版のKNOPPIXをダウンロード。現時点の最新版は「KNOPPIX6.0.1CD日本語版(LCAT対応)」だった。
これをDAEMON Tools Lite 日本語版使って仮想ドライブとして見えたら、USBメモリのルートディレクトリにKNOPPIXフォルダをコピー、さらにbootフォルダ内のisolinuxフォルダの中身もコピー。最後にUSBメモリにコピーしたisolinux.cfgのファイル名をsyslinux.cfgに変更。
次にUSBメモリからLinuxを起動させるために必要なSYSLINUXをSYSLINUX公式サイト(英語)からBits & Bobs→download→Download→kernel.orgってな具合にたどって現時点の最新版であるsyslinux-3.81.zipをダウンロードして解凍、syslinuxフォルダ内のwin32フォルダ直下にあるsyslinux.exeを使って「syslinux -ma f:」でマスターブートレコードMBR)を書き込み、「syslinux -a f:」でパーティションをアクティブにする。
これでThinkPad X40USBメモリ(Trancend microSDHC CLASS6 8GB「TS8GUSDHC6」+BUFFALO BSCRMSDCBK)を差し込んで、電源を入れてすぐにF12キーを押し、Generic USB SD Readerを選択すると何の問題もなくKNOPPIXが起動した。画面も自動認識されるのかちゃんと1024×768で表示された。Webブラウザは名前違うけど、要はFirefoxそのものっぽい。有線LANも何事も無く認識されててDHCPで自動的にIPアドレスも取得されていた。
さて、これでUSBから起動するKNOPPIXが出来たのでEee PC 900 HAのリカバリ領域と思われるFAT32の不明なパーティションが見れる。