続々・SL-C760でUSB(6)

続・ジョイパッドを使う

前回はcat /dev/input/js0でジョイパッドが動いてるのを確認できたので、SMS plus for Zaurusで確認しようと思ったら動かないってオチだったので、コンソールベースのジョイスティックテストプログラムを拾ってきた。
LinuxベースのCD-ROM起動するゲームシステムを作っているページでジョイスティックの設定にjstestをビルドして使ってたので、これがZaurus用に無いか探してみると、TAKETYONが見つけてくれた。debianのパッケージ情報→Debian パッケージのウェブページ→安定版 (stable) ディストリビューションのパッケージを見る→Utilities→joystickが見つかったので、arm用のパッケージをダウンロード。
debパッケージはipkと同じなので、tarで解凍して出てきたdata.tar.gzを解凍すると./usr/binにjstestが入っていた。
このjstestは単体で動作するようなので適当なディレクトリに置いて、./jstest /dev/input/js0 で起動する。この状態でジョイパッドのボタンや方向キーを押すと押されたキーが on として表示される。飽きたら、Ctrl+C(Fn+C)で終了。
少なくとも、これを見る限りSL-C760+REX-CFU1+USBジョイパッドはちゃんと動いているみたいなので一安心。
あとはSDLの問題??でも、ザウルスはジョイパッド対応アプリケーション少なそうだから素直にジョイパッドの入力をキー入力に変えるソフトを使うor作るのが簡単?jstestにトラップさんのTOWNSパッドを使うドライバを混ぜて作ればでっちあげられるかな??(汗)

これまでの成果をパッケージにする

ジョイパッドや、実は手元に機器のないUSB LANアダプタや携帯電話の通信ケーブルなんかも調べたいんだけど、現時点で結構使えるので、とりあえずまとめてみた。ウチのサイトのりなざうテクノウに置いときました。欲しい人(いるのか?)いたらどぞー。

もう一度DVDビデオやビデオCDを再生


SL-C760+REX-CFU1+LF-P767CビデオCDを再生しています。特にストレスもなくスムーズに再生されます。
SL-C760は完全初期化後にターミナルとMPlayer for Zaurus 1.1.4、そして再パッケージ化したREX-CFU1のドライバを入れただけで、スペシャカーネルは使っていない状態。
ターミナルから「mplayer -quiet -vo w100 -fs -double -framedrop vcd://1 -cdrom-device /dev/sr0」で再生。再パッケージ化したREX-CFU1のドライバは/dev/cdromを作るので実は -cdrom-device /dev/sr0 は不要。詳しくはMPlayer本家のビデオCD再生のドキュメント(英語)を参照。
同様にDVDビデオの場合はターミナルから「mplayer -quiet -vo w100 -fs -double -framedrop dvd://1 -dvd-device /dev/sr0」で再生。再パッケージ化したREX-CFU1のドライバは/dev/dvdを作るので実は -dvd-device /dev/sr0 は不要。詳しくはMPlayer本家のDVDビデオ再生のドキュメント(英語)を参照。
ただ、市販のDVDビデオは大抵CSSで暗号化されてるので再生できないかも。私はDVDレコーダーで出来るだけ低いレート&音声部分をリニアPCMにしたものをDVD-Rに焼いて確認しました。(レートが高いと再生が追いつかないだろうし、DolbyDigital AC-3はMPlayerでスムーズに再生されないのでリニアPCMにした。)