MZK-MP02HDのファームを書き換えてPAV-MP2にする

Ilona wortadderさんからコメントもらって教えていただいたので、早速MZK-MP02HD Ver.1.03 アーモンドグリコmod α2版のinstall.imgをUSBメモリに入れてMZK-MP02HDの左側USBポートに差し込み、電源ボタンを押し続けながらACアダプタを接続。かなり待ってInstall Completed!!のメッセージが出て再起動。一旦、電源を切ってUSBメモリを抜く。
電源を入れると型番、PLANEXロゴアニメーション、型番の順に表示されてMZK-MP02HDのトップメニューが出てくる。ここで、MZK-MP02HDのリモコンの#、HOMEの順に押すと画面が消えてPAV-MP2のシステムが起動した。メニューが英語なので、Setup→System→Menu languageをEnglishから日本語に変更、時間が狂ってるので時間→タイムゾーンを+9 東京に変更、手動で時計合わせをした後、NTPをオンに変更。これらの設定は電源を落としてもちゃんと覚えている模様。
全体的に操作感はMZK-MP02HDのシステムと比べて若干緩慢な印象。文字の大きさはPAV-MP1より若干大きい?程度で、MZK-MP02HDのシステムよりは小さめ。
PAV-MP2のシステムはトップメニューがファイル、動画、写真、音楽、本体設定、YouTube XLPicasaとなっている。とりあえず、NAS上のTSファイルを再生させたいので、ファイルを選ぶとネットワークとDLNAがあるのでネットワークを選択する。トップメニューにネットワークが無いのはPAV-MP1よりもMZK-MP02HDに似ている印象。ワークグループ一覧と共にMy_Shortcutsのメニューが見える。これはPAV-MP1と同様。ワークグループを選択するとコンピュータ一覧が見える。コンピュータを選択すると共有フォルダ一覧が見えるが、ここにはADMIN$、C$などの通常見えない共有フォルダも見えている。
共有フォルダを選択するとファイル一覧が見える。PAV-MP1と違ってサムネイル表示は無く、カーソルを合わせた瞬間にネットワーク速度を見たりもしないので快適に操作が出来る。また、ファイル先頭から上に操作するとファイル末尾に移動する(一覧やメニューの一番上と一番下はループでつながっている)ので、大量にファイルがある場合でも末尾近くのファイルを選択するのが苦にならない。
TSファイルを選択して決定を押すと再生が開始。止まることは無い。最初に画面下部に操作説明とファイル情報が表示され、先ほど再生したファイルの場合はこの後にレジュームするか否かのダイアログが出るのはPAV-MP1とほぼ同様。
上下左右と決定はそのままだけど、再生や早送りなどの操作は出来ないが、右で30秒スキップ、左で10秒戻しが出来る。HOMEは再生が停止してトップメニューに戻る。INFOは一時停止して画面下部にトップメニューが出る。PAV-MP2のガイドボタンに相当する模様。OPTIONSは一時停止して字幕、オーディオ、サーチ、リピート、画質設定などのメニューが出る。MUTEやVOLUME、ZOOMはそのまま。音量はデフォルトで中間位になってるので、いつものように最大にしてテレビ側で音量を調整する。
テンキーは1が早戻し、2が再生/一時停止、3が早送り、4が前、5が停止、6が次、7がPAV-MP2のサーチに相当、8が情報、9がリピート、*がオーディオ、0が字幕、#はシフトキーに割り当てられており、#、VOLUME+の順に押すと赤、#、VOLUME-で緑、#、ZOOM+で黄、#、ZOOM-で青、#、0〜9で0〜9のボタンとして動作する。
4:3番組の16:9放送で画面が正方形になってしまう症状は発生するが、PAV-MP1と同様にINFO押して本体設定→映像→縦横比を16:9からレターボックス4:3に変更すれば正しい画面サイズで視聴出来る。
尚、再生の停止はMZK-MP02HDのシステムと違い、戻るボタンではなく停止ボタンに割り当てられている5を押す。POWERボタンを押すと画面が消えた後、MZK-MP02HDのシステムが起動するので、ここで再度POWERボタンを押すと電源が切れる。