Eee PC 701 SD-XでQRS-UT100Bを使う

 てな訳で昨日ジョーシンで買ったEee PC 701 SD-Xをセットアップ。パソコン新品で買ったのってX68030以来じゃなかろうか?(汗)

見た目をWindows 95/98ライクに変更

 Windows XPの初期セットアップが終わったトコで、自分が使いやすく動作も軽いWindows 98ライクな表示にすべく設定を変更。

 まずはタスクバーからプロパティを開き、スタートメニューをクラシック表示にしようと思ったら、既に「クラシック [スタート] メニュー」になっていた。あとは「同様のタスクバーボタンをグループ化する」のチェックをはずして、「タスクバーを固定する」と「クイック起動を表示する」にチェックを入れ、「アクティブでないインジケータを隠す」のチェックをはずして [スタート] メニューのカスタマイズで、「お気に入りを表示する」と「管理ツールを表示する」にチェックを入れ、「頻繁に利用するメニューを優先的に表示する」のチェックをはずす。

 次はマイ コンピュータのプロパティを開き、詳細設定のパフォーマンスの設定で、視覚効果から「パフォーマンスを優先する」を選択してOKで閉じ、エラー報告の「エラー報告を無効にする」を選択して、「重大なエラーが発生した場合は通知する」のチェックをはずす。

 最後に壁紙からプロパティを開き、テーマから「Windows クラシック」を選択、デスクトップからデスクトップのカスタマイズを開いて「マイ コンピュータ」のアイコンの変更で昔ながらのアイコンに変える。同様に「ごみ箱(いっぱい)」と「ごみ箱」も変更した。あとは「60 日ごとにデスクトップ クリーンアップ ウィザードを実行する」のチェックをはずしてOKで閉じ、背景だけ元の「EeePC01」の表示位置を「拡大して表示」に戻す。スクリーンセーバーは「(なし)」にして、モニタ電源から電源を開き、ACアダプター駆動時は一切の省電力化を行わないように電源設定から「プレゼンテーション」を選択、詳細設定から「アイコンをタスクバーに常に表示する」にチェックを入れ、パスワードを設定する気がないので「スタンバイから回復するときにパスワードの入力を求める」のチェックをはずし、液晶パネルをたたんだ時に勝手にスタンバイされるのも嫌なので、ポータブルコンピュータを閉じたときから「何もしない」を選択する。休止状態を有効にするのチェックははずれてた。当然チェックを入れるとCドライブが504MB減ることになる。OKで閉じたら、デザインから配色を「Windows クラシック」に変更、効果を開き、「次のアニメーション効果をメニューとヒントに使用する」のチェックボックスを完全にオフにする。「大きなアイコンを使用する」にチェックが入っているので個人的な好みでチェックをはずし、元の大きさのアイコン表示に戻した。

 これでもデスクトップ上のアイコンの間隔は離れたままなので、壁紙上で右クリックしてアイコンの整列から「等間隔に整列」のチェックをはずし、再度「等間隔に整列」のチェックを入れると現在のアイコンの大きさに合わせた間隔で並んでくれる。

タスクバーからいらないアイコンを非表示にする

 自動更新はとりあえず自動 (推奨)で毎日、時刻は3:00をデフォルトのまま指定、ウイルス対策は後で入れるとしてセキュリティ センターの警告が鬱陶しいのでセキュリティ センターからの警告の方法を変更するでウイルス対策のチェックをはずしておいた。

 タッチパッドはタップ操作でクリックできると邪魔なので、タスクバーのElantech TouchPadのアイコンをダブルクリックしてマウスのプロパティを開き、Elantechからオプションでタッピングの有効のチェックをはずす。この画面は縦480ドットに収まりきってないので、タスクバーのEeePC Tray UtilityをクリックしてLCD 800x600を選択する。これでElantech スマートパッドのウィンドウが全部見えるので「はい」で閉じる。ついでにタスクバーのアイコンもいらない(必要ならコントロールパネルから元に戻す)ので「アイコンを表示しない」を選択した。

 同様にタスクバーのIntel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobileのアイコンもいらないので、クリックしてトレイの終了を選択した。

いらないアプリケーションのアンインストール

 Eee Storage、Windows Live メール、Windows Live フォト ギャラリー、Windows Live MessengerWindows Live Writer、Windows Live Toolbar、Windows Live サインイン アシスタント、Windows Live installerをアンインストール。あと、Windows Messengerもアンインストール。

BIOSのバージョンアップ

 付属DVD-ROMでシステム情報を見ると、マザーボードのメーカーはASUSTek Computer INC.で製品名が701SD、BIOSのベンダーはAmerican Megatrends Inc.でBIOSバージョンが0404、発売日が08/08/2008、ROMサイズが512KBytes、CPUのソケットの指定はIntel CPUでメーカーはIntel、バージョンはIntel(R) Celeron(R) M processor、メモリのソケットの指定はDIMM0でメモリのタイプはDDR2、インストール容量は512MBytesと確認できた。ちなみにこのシステム情報はThinkPad T40でも正しく表示された。便利だな〜。

 とりあえずBIOSが最新じゃないかチェックしてみる。スタートメニューからプログラム→ASUS→ASUSUpdate for Eee PC→ASUSUpdate(V1)を実行。インターネットからBIOSをアップデートを選択して進む、パッシブモードでftp.asus.com.twを選択して進む、新しいバージョンである0802 (03/02/2009)を選択して進む、フラッシュ BIOS 用にシステムを再起動する必要があります。再起動しますか?と聞かれるので、はい(Y)を選択、再起動してBIOSの更新が開始(かなり時間がかかる)。Please press power button to shut down the system.と表示されたら、電源ボタンを押して電源を落とす。

 電源ボタンを押して電源を入れ、即座にF2キーを押す(念の為に何度か押した)とBIOSが起動。懐かしのAMIBIOSなのか!ちょっと感動。ちゃんとバージョン表記はASUS 701SD ACPI BIOS Revision 0802と更新されてた。ここでF1キーを押すといわゆるBIOSの設定画面に入る。

その他

 30GB外付けHDDのP/Nは61-OA0G1H10000-2、USBマウスのP/Nは04G125060000。
Eee PC 701 SD-XってACアダプターを繋いでたら、USB2.0ポートから常時バスパワー供給されてるのな(汗)ちょっと、びっくりしたけど最近の流行考えるとケータイとかiPodなんかの充電用には便利なのかも。

 付属DVD-ROMにはGhostで固められたと思われるCドライブのバックアップイメージに加えて、クリーンインストールしたWindowsに入れる各ドライバ、さらにWindowsインストールCD相当のi386フォルダが入っていた。i386フォルダ内にはSLPでアクティベート不要になるプロダクトキーが記載されたUNATTEND.TXTも含まれていたので、自前でクリーンインストール用のCDとか作れるカモ。

 30GB外付けHDDは「ST730212 DE USB Device」として見え、FAT32でフォーマットされていた。中は「Norton Internet Security 2009」フォルダのみで、ディスク全体は27.9GB、使用領域は151MB、空き領域は27.7GBだった。

 定時後、TAKEんとこに来てたジョーシンの広告商品を査収すべくジョーシンさんのみや1番館へ。目的のブツはBUFFALOの超小型microSDカードリーダ。激安だったパソコン工房では黒が絶賛品切れ中なので、ヲレ、TAKE、かおりちゃんを黒を3つ査収。

 ついでにEee PC 701 SD-Xが白なので私的に白も1つ査収。

 TAKEが無事に全部押さえてきた。何故か2千円に満たなかったのにプレゼントくれたらしい。

 あとはセンタープラザの駐車場に停めて、メロンブックスとらのあなと巡回。手持ちを昨日使い潰したのでみなと銀行で補充。RaTeとか新刊出てたので査収。晩御飯は饂飩四国へ。天丼ときつねうどんを食う。TAKEを送って事務所に帰還し、Eee PC 701 SD-XにQRS-UT100Bを繋いで録画PCにするべくセットアップ。

Eee PC 701 SD-XでQRS-UT100Bを使う

ダウンロード

ドライバのインストール

  1. QRS-UT100B添付CD-ROMのROBRO_OriginフォルダにあるDriverフォルダの内容を適当なフォルダにコピーし、Quixun_HDTV_N_BDA.infとQuixun_HDTV_N_BDA.sysを削除。
  2. UUSBD V2.0Beta(uusbdv20beta.zip)を解凍し、SETUPフォルダのuusbd.sysを先ほどのフォルダにコピー。
  3. 機種名判明した分まで追加したuusbdのinfファイル D:456(up0335.zip)を解凍し、uusbd.infを先ほどのフォルダにコピー。
  4. QRS-UT100BをPCに接続し、先ほどのフォルダを指定してドライバをインストール。

TVTestのインストール

  1. BonDriver_HDP2の動作に必要なMicrosoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)(vcredist_x86.exe)をインストール。
  2. TVTestの動作に必要なMicrosoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)(vcredist_x86.exe)をインストール。
  3. TVTestの動作に必要なMPV Decoder Filter (Compiled by ICC)(MPVDecoderFilter.zip)を解凍して、C:\Program Files等に配置。NormalフォルダのMpeg2DecFilter.axをInstall.batがあるフォルダにコピーして、Install.batを実行。CPUがAtomやCore2等ならNormalではなくATOMやCore2(SSSE3)フォルダのMpeg2DecFilter.axを利用するのが吉。
  4. TVTest ver.0.5.31(TVTest_0.5.31.zip)を解凍して、C:\Program Files等に配置。
  5. BonDriver_HDP2_008(up0330.zip)を解凍して、BonDriver_HDP2.dllをTVTest.exeがあるフォルダにコピー。
  6. TVTest.exeがあるフォルダに以下の内容のテキストファイルを作成し、BonDriver_HDP2.dll.iniのファイル名で保存。
[Hardware]
Products=3275:7020

TVTest.exeを起動。初期設定でドライバを「BonDriver_HDP2.dll」、デコーダは「デフォルト」でも良いが正しく表示されない場合は「MPC - MPEG-2 Video Decoder (Gabest)」を選択、カードリーダーは「なし(スクランブル解除しない)」を選択(これでもちゃんとスクランブル解除されて映る)する。あとはチャンネルスキャンして、チャンネルを選択すれば普通に映るハズ。

RecTestのインストール

  1. RecTest ver.0.2.2(RecTest_0.2.2.zip)を解凍して、RecTest.exeをTVTest.exeがあるフォルダにコピー。
  2. RecTest.exeを起動。「BonDriverが設定されていません。」と表示されるので消えるまで待ってから、その箇所を右クリックして設定を選択、ドライバは「BonDriver_HDP2.dll」、カードリーダは「なし(スクランブル解除しない)」を選択する。

TvRockのインストール

  1. TvRockOnTVTest (チャンネル切替修正版4)(TvRockOnTVTest_4.zip)を解凍し、TvRockOnTVTest.tvtpとTvRockOnTVTest.iniをTVTest.exeがあるフォルダのPluginsフォルダにコピー。
  2. TvRock Ver 0.9s3(TvRock09s3.lzh)を解凍し、C:\Program Files等に配置。TVTestやRecTestが動いている場合は終了させる。DTune.batを実行。
  3. 途中、視聴・録画アプリケーションのあるフォルダには「C:\Program Files\TVTest」のようにTVTest.exeのあるフォルダを指定、実行アプリ名(視聴用)は「TVTest.exe」、オプションは「/d BonDriver_HDP2.dll /DID A」を指定、実行アプリ(録画用)は「RecTest.exe」、オプションは「/tvrock /d BonDriver_HDP2.dll /DID A」を指定する。
  4. 途中、地上波 - チャンネル設定は「視聴地域チャンネル一覧」から選択(今回は地上波、兵庫、神戸を指定)して「このチャンネルを設定」で決定したら、足りないチャンネルのチャンネル名、チャンネル、サービスID(今回はテレビ大阪、18、0)を入力して「追加」ボタンを押す。
  5. 途中、「番組情報を取得します」と表示されたら「次へ」を選択して、かなり待つ。TVTestが起動し、先ほど設定したチャンネルを順次選択して番組情報を取得する。
  6. 途中、Windows セキュリティの重要な警告で「このプログラムをブロックし続けますか? 名前(N): tvrock」と出たら、「ブロックを解除する」を選択する。
  7. 設定が終了したら、Webブラウザで開いている番組表と、左上に出ているTvRockのウィンドウ(Rockバー)は閉じる。

TvRockのカスタマイズ

  1. タスクバーのTvRockアイコンを右クリックして「設定」を選択。
  2. 「録画基本設定」の「録画終了時間デフォルト」を開始と同じく余分に欲しいので「00秒」から「30秒」に変更、録画時は視聴する必要が無いので「視聴・録画デフォルト」を「通常」から「録画のみ」に変更。
  3. 時計合わせを放送波でも行いたいので「システム設定」の「TvRock内部時計を放送波時刻に合わせる」のチェックを入れる。
  4. 録画先を外付けHDDにしたいので「チューナー」→「チューナー1」の録画フォルダを外付けHDD(今回はD:\video)に指定。
  5. 同一ネットワークに繋いだPCから番組表を開きたいので「インテリジェント」の「認証の例外」を「ローカルアクセスは認証を必要としない」から「プライベートネットワークは認証を必要としない」に変更。

番組情報取得スケジュールの設定

タスクバーのTvRockアイコンをクリックして「予約情報の登録・変更」が表示されたら、「番組情報取得スケジュール」にチェックを入れ、「毎日」を選択、録画しないであろう時間帯を予約日時で設定(今回は昼の12時00分〜12時30分を指定)する。

TvRockで番組を予約する

  1. タスクバーのTvRockアイコンを右クリックして「インテリジェント」から「テレビ番組表」を選択。
  2. Webブラウザで番組表が表示されるので、予約したい番組に表示されている「予約」のアイコンをクリックすると録画予約が行われ、その番組部分が赤く塗りつぶされる。新たに表示された「削除」のアイコンをクリックすると予約が削除される。
  3. 毎週や毎日といった間隔で放送される番組の場合は、番組名をクリックし、「自動検索予約の編集」をクリック、「自動検索予約リスト登録」をクリックすれば、番組名をキーワードとして見つけた番組を自動的に予約してくれる。
  4. 予約一覧は「予約リスト」から、キーワードで自動予約している分は「自動検索予約リスト」から確認、編集、削除などが出来る。
  5. 録画が成功したか否かなどは「ログ」をクリックすれば、ドロップの有無やCPU使用率、ディスクの空き容量などが確認出来る。
  6. 他のPCから番組表を参照する場合は「http://コンピュータ名:8969/nobody/」をWebブラウザで開く。

ワンセグを見る

ワンセグ視聴にはMPEG-4のコーデックが必要になるので、ffdshow tryoutsを下記からダウンロードしてインストール。

ワンセグ視聴ソフトはTVH264が使えるので、下記からダウンロードして解凍し、TVH264.exeをTVTest.exeと同じフォルダにコピー。

以後はTVTestと同様。

 夜11時すぎにTAKE宅を出て、夜11時半前にDEEN宅に帰還。