RD-XS41のDVDドライブを換装

RD-XS41のDVDマルチドライブ(TOSHIBA SD-W3002(リンク先はPDFファイル))を手持ちのDVDマルチドライブ(Panasonic LF-D521JDSW-9571相当))に換装してみた。XS41の本体ファームウェアZI17、LF-D521のファームウェアはA112だったものをA116にバージョンアップ(DOSじゃなくWindows上からUSB2-iCN経由ででも出来た)してから交換した。RDの電源を入れた後、特にエラーは無し。設定ボタンを押してRD-XS41のファームウェアを確認するとDVDドライブのファームウェアはちゃんとA116であると表示されていた。
DVD-RAMやDVD-Rを入れてみたが、トレイ開閉時のOPEN、CLOSEのアイコンは右上に表示されるものの、メディア挿入時のLoadingアイコンが表示されず、メディアを認識しない(入ってない状態と同じ挙動)が、トレイを閉め、CLOSEアイコンが消え、DVDドライブ内でメディアを読み込む音が消えた直後(10秒後くらい)に本体のトレイ開閉ボタンを素早く2度押す(ダブルクリックする)と、一瞬OPENやCLOSEのアイコンが出た後、Loadingアイコンに変わってメディアが正しく認識される。結構タイミングはシビアな気がする。あとメディアを入れたまま電源OFF/ONしても認識される。
DVD-RAMの初期化、DVD-RにDVD-Video作成、HDD→DVD-RAMDVD-RAM→HDD/DVD-R→HDDの一括・高速ダビングなどを行ってみたが特に問題なし。ただ、元々DVD-R書き込みが4倍速だったSD-W3002から2倍速のLF-D521に交換したので焼く速度は遅くなっている模様(汗)
てな訳で続いてRD-XS41のDVDドライブ SD-W3002(ちなみにRD-X6はSW-9574)をSW-9574-C(I-O DATA DVR-UM16Cから取り出したもの)に交換してみる。電源入れてみるとエラーも無く起動。DVDのファームバージョンを確認するとAD4Vと出ている。公式にはファームウェア無いけど、I-O DATAは最新版としてAD2Z(←AD4Vの間違い)ってバージョンが公開されてる模様。こっちもバージョン上げとけば良かった(汗)てな訳で最新版でした(汗)
ちなみにメディアの認識は問題なし。ダブルクリックも不要。ただ、SW-9574-C(RDに使われているのは末尾が-Eの模様)のトレイって変なカンジ。カートリッジじゃないメディアは左右の黒いパーツの下に落とすように置くんやね。ちなみに末尾の-Cと-Eはドライブ内部の構造の違いを示すものらしく、Cは縦置き用にディスクを押さえる部品があって、Eは横置き専用だけど、その代わりに横ズレしにくくなってるらしいとか。
HDDに用意した最高レート(MN9.2/M2)な30分番組×2本(ほぼDVD片面の4.7GB位)でダビングにかかる速度をテストしてみた。メディアは太陽誘電の録画用16倍速DVD-RとTDKのカートリッジ無し録画用5倍速片面DVD-RAMTDKの録画用4倍速DVD-RW(SW-9574は6倍速まで対応)を使用。DVD-RAMDVD-RWRD-XS41で初期化してから使用した。

  • DVD-RでDVD-Video作成は0%から100%になってファイナライズ終了まで14分57秒。元と変わらず4倍速
  • DVD-RからHDDへの一括・高速ダビングは12分7秒。5倍速になってた。(元は24分52秒なので2倍速?)
  • HDDからDVD-RAMへの一括・高速ダビングは10分51秒。5倍速になってた。
  • DVD-RAMからHDDへの一括・高速ダビングは10分33秒。5倍速になってた。
  • HDDからDVD-RWへの一括・高速ダビングは26分6秒。元と変わらず2倍速みたい。