SanDiskのCruzer Switch 16GBが結構速い

 D945GSEJTにWindows 10(非TH2)をインストールしてみる。インストール終わるくらいで目を離してたら画面が消えたまま反応しない状態。次にWindows 8.1をインストールしてみる。こちらはデスクトップ画面を拝めたのでタスクマネージャー起動して放置してたら同じ状態に。うーん、こりゃマザーがダメなのかな(汗)
 事務所のごみ箱をニトリに買いに行く用事のついでに、風見鶏でFreeNASに使うための16GB USBメモリを買ってきた。SanDiskのCruzer SwitchシリーズでSDCZ52-016G-B35って海外リテールパッケージのもの。末尾がB35だから、ヨーロッパ/アジア太平洋地域/南米/中東&アフリカ向けパッケージの模様。USB2.0接続だけど、MicroServer N54LのマザーボードUSB2.0ポートに差し込むつもりなので問題ない。

 速度はWindows 10 Pro 64bitなThinkPad X201のUSB2.0ポートでCrystalDiskMarkを使って測定してみたところ、ランダム書き込みが1.5MB/秒と結構早いのが好印象。

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CrystalDiskMark 5.1.2 x64 (C) 2007-2016 hiyohiyo
                           Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

   Sequential Read (Q= 32,T= 1) :    29.884 MB/s
  Sequential Write (Q= 32,T= 1) :    13.159 MB/s
  Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) :     3.804 MB/s [   928.7 IOPS]
 Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) :     1.475 MB/s [   360.1 IOPS]
         Sequential Read (T= 1) :    29.991 MB/s
        Sequential Write (T= 1) :    10.065 MB/s
   Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) :     3.641 MB/s [   888.9 IOPS]
  Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) :     1.553 MB/s [   379.2 IOPS]

  Test : 1024 MiB [E: 0.1% (0.0/14.9 GiB)] (x5)  [Interval=5 sec]
  Date : 2016/05/30 15:09:15
    OS : Windows 10 Professional [10.0 Build 10586] (x64)

 デバイス名はSanDisk Cruzer Switch USB Device、ディスク容量は14.91GBの1パーティション構成でFAT32フォーマット。
パスワード保護とデータ暗号化が出来るSanDisk SecureAccessのWindows用実行ファイルであるRunSanDiskSecureAccess_Win.exe(15.2MB)と、SanDiskSecureAccessってフォルダに日本語にも対応した取扱説明書のSanDisk_SecureAccess_QSG.pdf(2.55MB)と、Macユーザー向けダウンロードガイド(英語のみ)のDownloadSanDiskSecureAccess_Mac.pdf(346KB)が入ってる。SanDisk SecureAccessSanDiskのサポートに詳しく書いてあって、ダウンロードも出来る模様。

 定時後、第二神明で帰宅。
 旧PSO2専用機だったMicroServer N54Lに付けていたRADEONを取り外してスロットカバーを取り付け。メモリは4GB×2が装着されていた。

 先日撤去したMicroServer N54LからHDDとフロントドアを一式交換。内部USBポートに今日買った16GBのUSBメモリを取り付け。あとはFreeNASのISOをダウンロードしてWin32 Disk Imagerで2GBのUSBメモリに書き込んだインストールメディアを取り付けて電源ON。インストールメディアのUSBメモリから起動して16GBのUSBメモリにインストール。あとは初期設定して一応再起動で出来上がり。

FreeNASのインストール

FreeNASは2016/05/31時点の最新版が9.10で、RAMは8GB以上、インストール先デバイスUSBメモリ等)には8GB以上が推奨されている。

FreeNASのインストールメディアを作成

FreeNASから「DOWNLOAD」→ページ末尾の「No thank you, send me to the Download page please.」→「Download」でインストールメディアのISOイメージファイルをダウンロードする。これを適当なライティングソフトでCD-R等に焼くか、Win32 Disk Imager等でUSBメモリに書き込む。
Win32 Disk Imagerを使う場合は、Win32 Disk Imagerから「Download」でダウンロードしてインストールして、Win32DiskImagerを起動。DeviceからUSBメモリを選択、Image Fileのフォルダアイコンを開く。Disk Images (*.img *.IMG)を*.*に変更してISOイメージファイルを開く。Writeを押してYesを選択する。Write Successful.が出たらOKを押してExitで終了させる。

FreeNASのインストール

FreeNASインストールメディアから起動させて、1 Install/Upgrade→OK→Choose destination media→インストール先デバイスを選択してOK→Yes→Password:とConfirm Password:にパスワードを決めて入力してOK(この後、かなり待つ)→OK→4 Shutdown Systemを選択してOK(インストールメディアを取り外す)

FreeNASの起動

電源を入れるとFreeNASが起動するので、Console setupが出たらメニュー末尾のURLをWebブラウザで開く。URLが無い場合は、1) Configure Network Interfaces→ネットワークデバイスを選択(「1) bge0」等)→y→URLが表示されたら13) Reboot→yで一旦再起動する。
WebブラウザでURLを開いたら、Usernameにroot、Passwordにインストール時に設定したパスワードを入力してLog InでWebGUIが開く。

FreeNASの初期ウィザード

  1. LanguageをEnglishからJapanese、Console Keyboard Mapを-----からJapanese 106、TimezoneをAmerica/Los_AngelesからAsia/Tokyoに変更してNext
  2. Pool NameにHDDをまとめた名前を適当に入力(tank等)、PurposeをAutomaticからLogs(RAID 0)やMedia(RAID Z1)に変更してNext
  3. Next(ドメイン等のディレクトリサービスは使わないので何も設定せずに次へ進む)
  4. Share nameに共有フォルダ名を入力(share等)、PurposeはWindows (CIFS)を選択、Allow Guestにチェック、Ownershipを開いて、ModeのWriteでGroupとOtherにチェックを入れてReturn、AddしてからNext
  5. Next(FreeNASからのメール報告が必要な場合は後で別途設定する)
  6. Confirm
  7. ログアウト→もう一度ログイン→ユーザ名にroot、パスワードにインストール時に設定したパスワードを入力して、ログイン
  8. ネットワーク→ネットワークサマリ→デフォルトルート空の場合は、再起動→再起動

FreeNASの追加設定

  1. サービス→CIFS→NetBIOS名をfreenasから任意の名称に変更、DOS 文字セットをCP437からCP932に変更、ローカルマスタのチェックをはずす、ドメインのタイムサーバのチェックをはずす、空のパスワードを許可にチェックして、OK
  2. ストレージ→ボリューム→ボリュームを表示→名前からShare Name(share等)を選択して、スパナアイコン(Edit Options)→Share typeをWindowsからUNIXに変更して、データセットを編集
  3. ストレージ→ボリューム→ボリュームを表示→名前からShare Name(share等)を選択して、鍵のアイコン(パーミッションの変更)→モードからWriteのOtherにチェックを入れて、変更
  4. 共有→Windows (CIFS) Shares→名前からShare Name(share等)を選択して、Edit→高度な設定→隠しファイルを表示と、ゲストアクセスのみを許可にチェックを入れて、OK
  5. ネットワーク→全般設定→ホスト名をfreenasから任意の名称に変更して、保存

FreeNASのメール報告設定

  1. アカウント→ユーザ→ユーザを表示→ユーザ名のrootを選択して、メールアドレスの変更→メールに自分のメールアドレスを入力して、OK
  2. システム→メール→送信元アドレスをroot@freenas.localからroot@ホスト名.localに変更、送信メールサーバ:に送信用に使うメールアドレスのSMTPサーバを入力(Gmailの場合はsmtp.gmail.com)、接続先ポート番号:をSMTPサーバに合わせて変更(GmailSSL接続の場合は465)、TLS/SSLSMTPサーバに合わせて変更(GmailSSL接続の場合はSSL)、SMTP 認証の使用はSMTPサーバに合わせてチェックを入れる(Gmailの場合はチェックを入れる)、ユーザ名にSMTPサーバのユーザ名を入力、パスワードとパスワード(確認)にSMTPサーバのパスワードを入力、テストメールの送信でメールが届いたら、保存