続・SDLのセルフビルド

気になるトコ覚え書き。

  • SDL-1.2.5内に.m4ファイルが見えるけど、m4スクリプトを動かすためのm4コマンドってザウルスには標準で入ってないよね?いいのかな??あかんよーな気が(汗)
  • SDLをビルドした後に何らかコマンドやスクリプト使って初期設定せにゃあかんのかね〜?何はともあれ、SDLのドキュメントでも見てみよう。

ひだかさん、コメントありがとうございます。
m4はGNU m4とかをビルドしてもいいけど、きむらさんとこにm4、autoconf、automakeを一緒にしたautotools_1.8.2-1_arm.ipkがあったので、これを頂いて入れてみる。あら、これってPerlスクリプトなのか。塚本さんとこからPerlを頂いて入れておく。
で、autoconfやautomakeって何ぞやと思ったら、そーゆーツールなのねん。知らんかった(汗)
http://shimaki-hp.hp.infoseek.co.jp/autoconf/book1.html
で、再び configure。

checking for working aclocal... found
checking for working autoconf... found
checking for working automake... found
checking for working autoheader... found
checking for working makeinfo... missing

あ、以前は missing だったのが found に変わった(笑)makeinfo は missing のままだな。気になる。makeinfoはtexinfoに含まれているらしい。生真面目日記にあったので頂いてこよう。入れてから、再び configure〜。missing が found に変わった〜。
そして、make。なんか、configure の時みたいなメッセージが色々出るようになった。

checking for Qtopia support... no
configure: error:
*** Failed to find Qtopia includes. Make sure that the QTDIR and QPEDIR
*** environment variables are set correctly.
make: *** [config.status] Error 1

ありゃ、Qtopia サポートが NO って(汗)どうやら、QTDIR や QPEDIR で示す場所に Qtopia のヘッダファイルが入ってる include ディレクトリがないのが原因みたいなので、ZGCC2 に含まれている Qtopia のヘッダファイルの格納場所へリンクを張ってやる。

bash-2.05$ su
# ln -s /mnt/card/.include/Qtopia /home/QtPalmtop/include

そして、再び make 開始。無事通った模様、make install して、再び SDL のサンプルとして fmsx を動かしてみる。あら?なんか、暴走してるっぽいよ・・・(汗)

bash-2.05$ ./fmsx
Display size = 480x640
Initializing SDL drivers:

仕方ないのでターミナルのウィンドウクローズボックスをタップして強制的に終了。
うーん、何が原因だろう?そうえいば、configureの途中で

loading cache /dev/null within ltconfig
../ltconfig: .: /dev/null: not a regular file

って出てたのが何か気になるなぁ・・・。

コンパイルする際の参考に

何か今の自分に便利そうな本があったのでメモ。
らぶらぶLinux(3) 「もっと知りたい」人のためのパッケージ管理&構築入門
ISBN:4883371913
あと、作業ログってscriptコマンドで取れるのか。
http://phys8.s.chiba-u.ac.jp/nakayamal/machines.html#other09
今までターミナルからバックログを選択してエディタにコピペしてたよ(汗)
この後、しばらくして思い出したけど、昔やってたときはteeコマンド使ってたやん。ダメダメだ。ヲレ。(2005/08/26追記)

シャープ推奨のクロスコンパイル環境

たまたま知人からもらったPCがあったので、RedHat Linux 7.3を入れる。CD-ROMからの起動も、ネットワークの認識も、ディスプレイの表示も問題なし。インストールは日本語を指定して、途中でソフトウェア開発のパッケージの追加のチェックを入れた以外は基本的にデフォルトのまんま。一応、一般ユーザとしてzaurusを追加しといた。
あとはGUI画面からzaurusでログインして、Netscape Navigatorでシャープのクロス開発用ツール一式をダウンロード、Trolltechのんはリンク切れしてるんで、別に置いてくれてる人んとこから頂く。これはデフォルトでホームディレクトリ(/home/zaurus)にダウンロードされる。
ターミナルから rpm -Uvh …で、ダウンロードした *.rpm を片っ端からインストール。シャープの tmake 用ファイルも tar zxvf ・・・で解凍して、Qtopia開発チュートリアルの手順にしたがってコピー。あとはクロス開発用の環境変数設定シェルスクリプトを作る。
exampleをi386でビルド。問題なし。armでビルド。問題なし。
早速、smbmounterのソースをダウンロードして、armでビルド。「tmake -o Makefile smbmounter.pro」して「make」するだけだった。問題なく終了。
今度はSDL 1.2.5をダウンロード、阿川さんのパッチを当てて、README.Qtopiaの手順通りにconfigure。make、su、make install。全て問題なく終了。
とりあえず、今日はここまで。