フリーオBS/CSをセットアップ

フリーオ公式サイトから必要なものをダウンロード

 先日東京に行った際、秋葉原三月兎フリーオBS/CSを買ってたのをようやくセットアップ。まずは同梱の説明書に従ってフリーオ公式サイトからドライバなどを入手。ダウンロードの際に求められるユーザ名やパスワードは同梱のペラ紙に書いてあるので、それを入力。

  • フリーオドライバー(32,64ビット対応)
  • ビューアーソフト
  • BonDriver互換ドライバーDLL (TVTest,EDCB用)

 ドライバなど必要なものをは上記の通り・・・なんだけど、フリーオドライバー(32,64ビット対応)は旧バージョンと違ってFriioInstall.exeを動かすのではなく、手動で導入するようになったらしい。
 あとDTV関係ツールで配布しているBonDriverにFriioViewが動作する環境で使えとあったので、ビューアーソフトも入れておく。こっちはFriioInstall.exeで導入する模様。
 最後にBonDriver互換ドライバーDLL (TVTest,EDCB用)も必要そうな気がしたので一応ダウンロードしといた。

フリーオBS/CS本体をPCに接続する

 PCに接続する前に、B-CASカードを差し込んでおく。カード挿入口と本体側面の広い方がB-CASカードの表面(赤もしくは青い面)狭い方が裏面(チップ面)、方向は表面の矢印に従って裏面の金色の端子部が先に奥に入るように差し込む。B-CASカードは先頭1/4〜1/3程度しか差し込めないがこれで正常な状態らしい。

 次にアンテナ端子にBS/CSアンテナケーブルを差し込む。アンテナへの電源供給は不要なので、下手な電源供給が行われないように2分配器の電流非通過側を介して接続した。
 最後に本体付属のUSBケーブルでフリーオBS/CSをPCに接続する。USBケーブルはY字で2つのUSB Aコネクタがあるので、両方ともPCに接続する。付属のUSBケーブルを使わずに信頼できる市販品を買ったほうがいいと言うハナシもあるみたい。

フリーオBS/CSのドライバを導入

 PCに接続すると新しいハードウェアが「汎用USBハブ」、「PCSC Smartcard Reader」の順に検出され、新しいハードウェアの検出ウィザードが起動するので「ソフトウェア検索のため、Windows Update に接続しますか?」に対して「いいえ、今回は接続しません(T)」を選択して「次へ(N)」、「一覧または特定の場所からインストールする (詳細)(S)」を選択して「次へ(N)」、「次の場所で最適のドライバを検索する(S)」を選択して「次の場所を含める(O):」にチェックを入れて「参照(R)」ボタンを押して、フリーオドライバー(32,64ビット対応)を解凍して出来た「friio-driver-latest」フォルダを指定して「次へ(N)」、「Generic Usb Smart Card Reader」として認識するので「完了」をクリック。
 次に新しいハードウェアが「Friio USB2.0…」、「USB 複合デバイス」、「Friio USB 2.0 Digital TV Receiver」の順に検出され、新しいハードウェアの検出ウィザードが起動するので先ほどと同様に「いいえ、今回は接続しません(T)」、「次へ(N)」、「一覧または特定の場所からインストールする (詳細)(S)」、「次へ(N)」、「次の場所で最適のドライバを検索する(S)」、「次の場所を含める(O):」、「参照(R)」、「friio-driver-latest」フォルダを指定、「次へ(N)」と順に指定すると、互換性を検証する Windows ロゴテストに合格していませんのダイアログが出るので「続行(C)」を選択、「Friio USB 2.0 Digital TV Receiver (W)」として認識するので「完了」をクリック。
 最後に新しいハードウェアが「Friio USB 2.0 Digital TV Receiver」、「USB ヒューマンインターフェイスバイス」の順で検出され、このハードウェアを使用する準備ができましたと出たところでドライバの導入は終了。

ビューアーソフトを使ってみる

 ビューアーソフト(friio-latest.zip)を解凍して出てきたFriio Install.exeを実行する。インストール先はデフォルトの「C:\Program Files\Friio」のまま「次へ(N)」、インストールコンポーネントは「Friio Viewer」しかなく、これにチェックが既に入っているので「インストール」、「次へ(N)」、「完了(F)」と順に選択すればインストールは終了。
 [スタート]→プログラム→Friio Viewer を選択して起動、テレビ画面と思われる大きなウィンドウ(黒一色の背景で中央に「Tuning to broadcast...」とだけ表示されている)と「FriioView HDTV Player」という英語で操作ボタンの並んだ小さなウィンドウが表示される。
Channel Setupから例として「BS-Japan」を選択し「Set」ボタンを押すと映像及び音声が出る。
 英語表示を日本語表示にするにはSystemの「Setup」ボタンでSettingsウィンドウが表示されたら、UI LanguageをEnglishからJapaneseに変更した後、テレビ画面上で右クリックすると表示されるメニューからExitを選択すると終了するので、再度、起動すると日本語表示に切り替わっている。

BonDriverを使う

 DTV関係ツールで公開されているBonDriver Ver.1.30やEpgDataCap_Bon(人柱版9.41)に含まれているBonDriver_Kuro.dllは、どうやらフリーオドライバー(32,64ビット対応) Ver2.0を使って認識させている場合は使えない模様。BonDriver互換ドライバーDLL (TVTest,EDCB用) Ver2.6に含まれるBonDriver_Friio.dllは問題なく利用できた。ちなみにこれに含まれるCAS_On.regを実行しないと、B-CASカードがスマートカードリーダとして認識してくれないっぽい。レジストリに登録される項目「BonDriverCAS」はビューアーソフトを入れた&使用した状態では存在していない模様。
 サービスでSmart Cardを確認する。デフォルトでは手動になってて起動していないことがある模様。自動に変えて、起動しておけばちゃんとスマートカードリーダが動作するハズ。

チャンネル設定

 TVTest&RecTestはチャンネルスキャンせずともデフォルトでBS/CSのチャンネルがプリセットされているのでそのまま選択、視聴できる。ただし、CSのチャンネルはNDxxといったものしか選べず、チャンネル名部分を右クリックして表示されるサービスの中から見たいチャンネルを選択することになる。

TvRockのセットアップ

 TVRockのセットアップは地デジ用にセットアップしていたTvRockをUnInstall.batでアンインストールした後、最新版を導入してから、FTune.batを実行して行った。
 FriioViewがインストールされたフォルダを指定し、フリーオの台数を1台と指定、フリーオのタイプはFriioViewが自動的に起動して、TvRock側が判別し、ちゃんとBS/CSと出てきた。
 FriioViewのexeファイルの指定や録画フォルダの指定は一切出ない。
 番組情報の取得はFriioViewで行われた。30分しか取得されなかったようだが、エラーは特に表示されてなかった。(30分で切られたタイミングでもしかしたら出たりするのかも知れないが、それで出たとしてもエラーメッセージは残っていなかった)
 番組表の起動するか否か、ユーザ名とパスワード、ローカルアクセスは認証しないかの設定だけ聞かれた後、セットアップは終了。
 番組情報は案の定途中までしか行われていなかった。(TvRockのログにもその旨が残って、どのチャンネルが取得できなかったかが記録されている)
 TvRockの設定は「通常」→「録画のみ」だけ変更。
 番組情報取得スケジュールを2時間組んで5分以上後から開始する予約をタスクトレイのTvRockアイコンをクリックして設定。