4:3とか16:9とか

自分でも時々わけ判らんよーになるので覚え書き。以下は基本的にDVDレコーダーを使用する場合の事例。テレビは4:3で、ワイド信号に対応(S1端子などがある)しているものを想定している。

4:3放送(通常のテレビ放送、VHS市販ソフトなど)

4:3番組が4:3放送されている場合(地上アナログ放送やBSアナログ放送など)、
NTSC放送の場合は720×480、
これをDVDに録画すると720×480、
上下にも左右にも何も黒帯などは付いていないので映像が入っている部分はそのまま720×480

16:9の4:3レターボックス放送(映画などのテレビ放送およびVHS市販ソフトなど)

16:9番組の上下に黒帯が付いて4:3放送されている場合(地上アナログ放送やBSアナログ放送など)、
NTSC放送の場合は720×480、
これをDVDに録画すると720×480、
ただし上下に黒帯が付いているから映像が入っている部分は720×360

16:9放送(映画などのDVD市販ソフトなど)

16:9番組が16:9放送されている場合(地上デジタル放送やBSデジタル放送)、
ハイビジョン放送の場合は1920×1080、
これをDVDに録画すると720×480、
上下に黒帯は付いていないので映像が入っている部分は720×480

これをS1もしくはID-1のワイド信号に対応したテレビで見ると720×480のスクイーズで視聴できる。

ただし、ワイド信号に対応しないテレビで見ると720×480を縦に引き伸ばして見えてしまうので、再生するDVDプレイヤー側のテレビ画面設定を4:3レターボックスにしないといけない。
この場合は上下に黒帯が付けて720×480で見ることになるので、映像が入っている部分は720×360になる。

4:3額縁放送

4:3番組の左右に黒帯が付いて16:9放送されている場合(地上デジタル放送やBSデジタル放送)、
ハイビジョン放送の場合は1920×1080、
これをDVDに録画すると720×480、
ただし左右に黒帯が付いているから映像が入っている部分は540×480

これをS1もしくはID-1のワイド信号に対応していないテレビで4:3レターボックスで見ると、左右の黒帯に加えて、上下にも黒帯が付く、いわゆる額縁状態で見ることになるので、映像が入っている部分は540×360になる。

4:3額縁はずし

4:3額縁放送をRD-X6などの4:3ノーマル(4:3LBでは無い)設定で録画すると、
ハイビジョン放送の場合は1920×1080、
これが4:3ノーマル設定によって、左右の黒帯が取れて1440×1080になる。
これをDVDに録画すると720×480、
左右に黒帯は付いていないので映像が入っている部分は720×480