ThinkPad 560XにWindows XPを導入する

てな訳でメモリーが最大の96MB(オンボード32MB+増設64MB)になったThinkPad 560X(Pentium MMX 200MHz、i430TXチップセット、HDD 2.1GB)にWindows XP Professional SP1を入れてみる。CD-ROMからのブートは出来ないのでMicrosoftからWindows XP Professional SP1の起動ディスクをダウンロードして、外付けFDDから起動。
CD-ROMはUSB2-iCN2がWindows XPでドライバ無しで認識するので、これを経由してi・CONNECTのCD-ROMドライブを接続(今回はCDRW-i64/USBを使用)した。

インストール終了後、デバイスマネージャを見ると「Crystal WDM MPU-401 Compatible」と「通信ポート (COM2)」に「!」マークが付いているので、それぞれプロパティを開いてリソースを手動構成する。前者はI/Oの範囲を0300 - 0303、IRQを10に、後者は基本構成 0001を選択すればI/Oの範囲が02F8-02FF、IRQが03になり、使用可能となった。
当然、BIOSは最新に、3モードFDDドライバWindows 2000用を導入、ThinkPad 機能設定も導入する。
ThinkPad Windows XP アップグレード導入ガイドと制限情報にはThinkPad 560Xが載ってないけど、300MHz推奨だが、それ以下のCPUを搭載したThinkPadでも動作していると書いてあるし、メモリも128MB推奨だけど、96MBあればユーザーの簡易切り替えなど全ての機能が使えるとあるし、HDDも1.5GB以上必要ってのも満たしているので大丈夫っしょ。
実際、同じだけのメモリを積んだWindows 98SEよりは動作が遅めの印象を受けるけど、それが判った上で使う分には全然問題なさげ。