RD-XS41 同期ズレ対策

昼すぎにサービスマンのおっちゃんが来訪。部屋見て少し驚かれたけど、テキパキとRD-XS41の上ぶたをはずすと、本体正面右側の液晶の裏側に配置されている Maxtor の 160GB なHDD が見え、そのとなりには東芝製の DVD マルチドライブが鎮座しておられました。ちなみに RD-X3 では DVD マルチドライブの左右に HDD が 80GB ずつ設置されていたみたいですけど、RD-XS41 では片方はガランと空いた状態でして、PC 部分に相当する基盤が見える状態になってました。
この基盤はDVDマルチドライブの下部まで入りこんでおり、今回のコンデンサ交換はこの下部のため、DVDマルチドライブの台座である金属パーツを止めているネジをはずして、DVDマルチドライブをはずし、この基盤からHDD、DVDに繋がっているIDEと思われるフィルムケーブルを2つはずし、一旦ケーブルタイも切られ、電源ケーブルなどもはずされました。
しかし、PC部に相当する基盤の小さいこと。エンコーダチップ等も載っているんですが、背面のAV入出力に直結されているアナログAV基盤部分は PC 部基盤の 1.5 倍以上もありました。
本体前面を上部にした状態で、PC部基盤の左下近辺にあるジャンパ線をハンダごてを基盤下部ではなく、基盤上部から当てて外し、ハンダ吸い取り網で丁寧に無駄なハンダを取り、ここに新たにコンデンサをハンダ付けされて取りつけられました。
コンデンサ自体は右横の大きなチップの上部に寝かせる形で足を折り曲げて置かれました。
以上で組立て直し、無事作業は終了。動作確認はこちらで一通り行い、問題ないと思うとサービスマンに告げて完了。
で、作業中サービスマンの方と色々ハナシをしました。
ハンダ付けでのコンデンサ交換なんかは日立にいたころに、サービスマンによってクオリティを保てなくなるのでやらないと聞いていたが。と聞くと、この程度の作業はうちのサービスで誰でも確実に出来るとのこと。ただ、このような作業で対応するのはまだ新規基盤が交換用部品として供給されてこないので、現状の RD-XS41 の量産が進めば、基盤交換で対応する可能性があるとのこと。
あと、レンズクリーニングですけど、サービスとしてはクリーニングは基本的にやらないとのことで、ドライブ交換を行うとのこと。
保証期間中だし、ドライブまるごと替えたほうがいいですよと、言われ、交換用ドライブが来る来週には取り替えにきますとのこと。
なんと、頼もしい(笑)年末ギリギリだけど、自宅の誰かに対応して貰おうかな。