続・ThinkPad X20バックライト交換

日中、有限会社マスターからThinkPad X20用に注文していた冷陰極菅(バックライト)が届いた。先週末にバラしていたThinkPad X20のものと比べると少し細い。計り直してみると元々のは2mmあった。うーむ、1.8mmじゃ少し細かったか。まあ、いいや。

まずは何にしても液晶パネルを取り外しておく。つか、既にこないだやってた訳ですが。
早速、元の冷陰極菅に付いていたコードをハンダゴテで剥がして、新しい冷陰極菅にハンダ付け。冷陰極菅は液晶パネルの上部の穴に通すように入れるので、片側をハンダ付けした冷陰極菅を通しておき、反対側も元の冷陰極菅からコードを外して、新しい冷陰極菅の反対側にハンダ付け。


思ったよりもあっさり出来た。元の冷陰極菅が253.5mmでギリギリのトコロにハンダ付けされてたので、少し短めの251mmでリード線を長めにしようと思ったが、結構ちゃんとギリギリでハンダ付けできるもんやね。253mmのにすれば良かった。(太さも2.0mmにしとけば、元々付いてたゴムリングもちゃんと通っただろうになぁ・・・)

あとは左右にゴム製のキャップをかぶせて、金属のフレーム枠をかぶせ、液晶パネルから基板へのフラットケーブルを繋いで、各所のネジを閉め、液晶パネルユニットは完成。


ThinkPad X20に組み付けて電源を入れたがバックライトは点灯しなかった。液晶はちゃんと表示されているので、こっちには影響なかった模様。ちゃんとハンダ付けされてるとすればインバーターが不良かも。
翌日、ちゃんと映るThinkPad X20の液晶パネルだけをバックライト交換した液晶パネルと入れ替えてみたところ、ちゃんとバックライトが点灯して映った。素晴らしい。やはり、インバーターも壊れていた模様。
ちなみにちゃんと映るThinkPad X20のインバータはFRU:08K3356(ALPS製・旧型)、液晶ケーブルはFRU:27L0584で、今回バックライトを交換したけどインバータが壊れていたと思われるThinkPad X20のインバータはFRU:26P8021(NMB製)、液晶ケーブルはFRU:12P4174だった。液晶パネルの型番は同じなんだけど、もしかしてパネルに対して対応しているインバータ(もしかしたらケーブルも)が違うのか?
ちなみに画面は若干青味がかっているようなカンジ。たぶん、色温度が元のバックライトと違うのが原因っぽい。ヤフオクEC Directが出してるIBM用と銘打ったバックライトは色温度が9000K(白色)仕様とある。さらにここには12.1インチだと長さ255mm、太さ2.0mmと書いてある。うーむ、やっぱ今回のは少し短かった&細かったか。
よくよく今回バックライトを買った有限会社マスターのページには取り扱っている冷陰極菅の色温度が10000Kと書いてあった(汗)色温度が高くなると青味がかってくるから、白色に近い9000Kくらいのを買えば良かったんやね。
あと、この後に及んで凄く丁寧なバックライト交換の解説ページ見つけた。DELLのノートPCの例だけど、凄く参考になる。
他にも有限会社マスターの液晶バックライト交換情報ブログも凄く解説が丁寧で参考になる。