昨日、Amazonから届いたまるこめさんのRaspberry Pi用ヒートシンク一体型ケースを早速開封。白箱に品名ラベルが貼られており、中にはケース本体が袋に包まれて入っていた。ケース内に付属品のゴム足4つと固定用ネジ本、銅ヒートシンクが入っている。
上部ケースの内側にはCPU(SoC)、LANのチップに接触する出っ張りがあるが、Raspberry Pi 3 Model B+はSoCが金属のヒートスプレッダで覆われていてLANのチップより高さがあるので、出っ張りの長さが異なっている。
Raspberry Pi 3 Model Bの場合はSoCに金属のヒートスプレッダが付いておらず、高さが異なるので代わりに付属の銅ヒートシンクを貼り付けて同等にするようになっている。尚、下部ケースの内側にはメモリのチップに接触する出っ張りがある。
今回はまるこめさんが後で同等品を買って返すとのことで、ヲレの手持ちのRaspberry Pi 3 Model B+を組み付けてみた。
ヒートシンクとなる出っ張りとピッタリ接触するようにアイネックスの熱伝導シートを各チップの大きさに切って挟んでみた。SoCの金属ヒートスプレッダの出っ張ってる部分とメモリのチップは12×12mm、LANのチップは9×9mmだった。
下部ケースはHDMI端子などの穴にRaspberry PiのHDMIコネクタ等を差し込む都合からか、GPIO端子側に隙間が空いており、この隙間にケースの上下を結合するためのネジ穴が2本分空いている。残り2本のネジ穴はRaspberry Piのネジ穴を通して固定する。
最後に底面に付属の3M両面テープ付きゴム足を貼り付けて出来上がり。ケースはLAN、USB×4、音声、HDMI、microUSBの各端子穴に加えて、microSDカード差込口、GPIOケーブル用スリット、カメラケーブル用スリット、壁掛け用ネジ穴2箇所が開いている。
放熱効果は抜群でRaspbianから「git clone https://github.com/kdlucas/byte-unixbench」でUnixBench入れて「cd byte-unixbench/UnixBench」の後「./Run」で実行する前後のCPU温度を「vcgencmd measure_temp」で確認すると、実行前は27.9℃、実行後は56.9℃だった。動作限界温度の85℃に向けて80℃からサーマルスロットリングが始まるが、これならフルスペックで動かせる。
HDDも届いたし、メモリも買ってるので、さっさと新しいNAS作るためにメインドライブのSSDも買うかってことで注文。ついでにMicroServerの5インチベイをフル活用するために必要なマウンタとDVDドライブ等も一緒に発注。[asin:B0797JMTJF:detail]
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夜9時回ったところでお茶入れてもらって一服。