やっとこさPCI Express x1でPT2を2枚動かすことが出来た

 去年末買ってから放置していたエアリアのPCI Express x1→PCI×2変換アダプタ SD-PECPCiRi2アースソフトの地デジ/BS/110度CSチューナーPCIカード PT2を2枚取り付けて、ASRockのMini-ITXマザーボード J3160DC-ITXに装着してみた。
 SD-PECPCiRi2のショートピン設定は工場出荷状態の3.3V、33MHzのまま。
 J3160DC-ITXは付属のACアダプタで駆動するので、Lian LiのMini-ITXケース PC-Q21SFX電源部分には玄人志向のACアダプター電源 KRPW-AC120Wに付属のSFXブラケットを取り付けてある。
 このSFXブラケットの通風孔と本体背面の通風孔を、SD-PECPCiRi2のPCIボード底面のスペーサーとネジ2本で固定したので、PT2も含めてケース内に格納することが出来た。アンテナケーブルやデータ通信ケーブル等は外側の拡張スロット部分を通した。

 電源を入れてWindows 10 Home バージョン1809 64bitを起動。デバイス マネージャーではSD-PECPCiRi2がPCI Express ルート ポートの下にPCI Express To PCI/PCI-X ブリッジとして見えており、その下にはEARTH SOFT PT2が2つ認識されていた。
 ここでPT2の地デジチューナー4つ分と、BS/110度CSチューナー4つ分を全て開いて、それぞれ適当なチャンネルを選択した上で録画をしてみた。いずれも問題なく動作。素晴らしい。

 同じPericomのPCIブリッジチップ PI7C9Xを使っているDIRACPCI Express x1→PCI×2変換アダプタのDIR-EB262-C9、Mini PCI ExpressPCI×2変換アダプタのDIR-EB262-G1C13は2枚目のPT2のチューナーを開き始めるとハングアップしていたので、このチップじゃダメなんじゃないかと思っていたけど杞憂だった。
 あとASMediaのPCIブリッジチップ ASM1083を使っているBaosityのPCI-EPCIライザーカードは、デバイスマネージャーでPT2が見えるものの、PT2のサンプルプログラム等でもPT2が見えない状態だった。
 やっとこさ、PCI Express x1でPT2を2枚動かすことが出来た。これならドスパラPCのPrime Knight JS(マザーボードFOXCONN H61MX)でも恐らく問題なく動作するような気がする。
 SD-PECPCiRi2はPCIボード部分の拡張スロット側にデータ通信ケーブルを差し込むUSB3.0形状のコネクタが出っ張ってるので、PT2のブラケットを上下逆さまにして、PCケースの拡張スロット部分の上部からかぶせるように接続する手段は使えない。
 ただ、PCIボード部分をPCケース内のどこかに適当に置いておき、PCIスロット部分を延長ケーブルで伸ばしてやれば、PCケースの拡張スロット部分にPT2を装着する手は使えないでもないと思う。
 定時後、第二神明で帰宅。晩御飯は焼き魚と豆腐の味噌汁。食べ終わってから自室に戻った時点で既に眠かったので、早々に布団に入って寝る。
 深夜0時すぎに起きて部屋の明かりを消したり、色々片付けたりしてから、再度就寝。