NAS4FreeのRAID-Zでエラーの出たHDDを交換

NAS4FreeでS.M.A.R.T.エラーが出たHDDの交換作業を開始。まずはWebGUIから診断→情報→S.M.A.R.T.でエラーの出たHDDのデバイス名や型番、シリアル番号を確認する。
SSHでログインしてスーパーユーザになり、zpool statusでプールの状態を確認する。エラーは検出されてるが現状は問題なく動作しているのでプール(今回はtank)はONLINEで、エラーの出たデバイス名(今回はada2.nop)もONLINEの状態。zpool offline tank ada2.nopでプールからエラーの出たデバイスを切り離す。これを行う前にHDDを交換してる場合はやらなくても良いっぽい。
電源を落としてエラーの出たHDDを抜いてシリアル番号が間違ってないか確認する。新しいHDDを取り付けたら電源を入れる。
WebGUIからディスク→マネジメントで交換したHDDのところにシリアルが変更になったと出るので一旦削除してからあらためて追加するかコンフィグ消去とディスクのインポートを行う。
SSHでログインしてzpool replace tank ada2.nopでプールの交換したデバイス名を指定すると、RAID-Zの再構築が始まる。WebGUIから行う場合は、ディスク→ZFS→プール→ツールからコマンドからreplaceを選択、デバイスから交換元HDDのデバイス名にチェック、新しいデバイスから交換先HDDのデバイス名(交換元と同じ)を選択して、コマンド送信!で出来る模様。
以後はzpool status tankでプールの状態を確認するか、WebGUIからディスク→ZFS→プール→情報で再構築の進行状況を確認する。scanのところで再構築が進行中であることと、いつ始めたのか、何TB中の何TBまで何MB/sの速度でスキャンが終わったか、完了までの何時間何分かかるか、何TBまで再構築が終わって何%の進行状況かが判るようになっている。
今回は6TB×4のRAID-Z(RAID-Z1)で6TB×1を交換したんだけど、MicroServer N54L(8GB RAM)で20時間弱かかると出て来ていた。数時間後に見直すと残り10時間強に変わっていた。結果的に翌日昼前に無事終わり、15時間44分かかった旨が出ていた。stateはDEGRADEDからONLINEに無事戻った。