先日Amazonで注文したPX-S1UD V2.0が届いた。PX-S1UD V2.0はPX-S1UDの頃と違い、短めのUSB延長ケーブルが新たに付属品として入ってた。一般的な横向きUSB端子に差し込むとPX-S1UD本体下部の厚みが若干はみ出て、上部ポートに差し込むと下部ポートが使えなくなったりしてたので、これはありがたい。本体ラベルはPX-S1UDと上下逆向きになって赤色じゃなく青色になってた。アンテナ端子部は内部の樹脂が半透明っぽいものから白色っぽいものに変わってた。しかしながら形状も色も全く同一。
早速、EpgDataCap_Bon(人柱版10.69)でBonDriver_Siano.dllを使って明石ケーブルテレビでチャンネルスキャン。PX-S1UDではCATV 43ch（テレビ大阪）が受信できなかったが、何故かPX-S1UD V2.0だとCATV 32ch（NHK総合・神戸）、CATV 33ch（サンテレビ）、VHF 9ch（たこチャンネル12）、CATV 29ch（たこチャンネル11）も入らないことが判明。CATV 62ch（関西テレビ）やCATV 63ch（毎日放送）は受信出来るのに…。何だこれ。
Linux環境でも確認してみる。BS/CS対応になったrecdvb 1.3.1は相変わらずVHFやCATVのチャンネルに対応していなかったので、recdvb 1.2.0をC13〜C63に対応させるで行った手順と同じようにしてrecdvb 1.3.1 CATV対応パッチを作ってみた。以下のようにパッチを当ててビルド（libarib25を使う場合は、makeの前を./configure --enable-b25に変更）すれば、recdvbコマンドでチャンネル指定に1〜12、C13〜C63（またはc13〜c63）が使えるようになる。
wget http://www.areanine.gr.jp/~nyano/archives/nikki/recdvb-1.3.1-catv.tar.gz tar zxvf recdvb-1.3.1-catv.tar.gz wget http://www13.plala.or.jp/sat/recdvb/recdvb-1.3.1.tgz tar zxvf recdvb-1.3.1.tgz cd recdvb-1.3.1 patch -p1 < ../recdvb-1.3.1-catv.diff ./autogen.sh ./configure make sudo make install
しかし、これを使ってもPX-S1UDでCATV 62ch、CATV 63chは受信できるがCATV 43chが出来ず、PX-S1UD V2.0はさらにVHF 9ch、CATV 29ch、CATV 32ch、CATV 33chも受信出来ないことを確認。うーむ、V2.0になって前モデルより使えなくなったのは何とかならんもんか（滝汗）
