日々

ECSのLIVA MINI PC KIT(64GBモデル)はBIOSをアップデートするとHDMIが安定するっぽいと聞いたのでやってみる。うちはWindows 8.1 with BingプリインストールモデルじゃないのでBIOS for LIVA with OS pre-loaded じゃなくBIOS for LIVAの方をダウンロードした。バージョンは2015/01/23のみで、古いものは置いてなかった。
ダウンロードした50123MNK-System.zipを解凍すると、ROMファイルと思われる50123MNK.ROMと、afudos、afuefi64、afuwin32、afuwin64の4つのフォルダが出てきた。UEFI shellが起動できればafuefi64で出来るのかも知れないが、UEFIブートしか出来ない現状ではDOS版のafudosや32ビット版Windowsのafuwin32は使えないので、何はともあれ64ビット版Windowsをインストールしなければならない模様。
幸いにもMicrosoftから、Windows 10のダウンロードにあるツールでWindows 10インストール用USBメモリが作成できる上に、Windows 10はプロダクトキーの入力をスキップや後でで飛ばしてインストール出来るので、BIOSのアップデートに使うだけならライセンス認証通さなくても試用で済む。早速、4GBのUSBメモリWindows 10 Home 64bitのインストール用メディアを作成した。
あとはLIVAにWindows 10インストール用USBメモリとUSBキーボードとUSBマウスをUSBハブ等で接続して電源ON(LANケーブルは接続してない)。ECSロゴが出たらF7キーを押してブートメニューからUSBメモリを選択する。あとは、次へ、今すぐインストール、スキップ、同意しますにチェックを入れて次へ、カスタム: Windows のみをインストールする、ドライブ 0 パーティション…があれば選択して削除→OKを無くなるまで繰り返す、ドライブ 0 の割り当てられていない領域を選択して次へ、後で、簡単設定を使う、ユーザー名にECSUSER等を入力して次へ。
Windows 10がインストール出来たらLIVAのWindows 10用ドライバをダウンロードして一通りインストール。終わったらBIOSアップデート。afuwin64フォルダにあるAFUWINGUIx64P.EXE(参考:How to use AFUWin Flash Utility?)を起動してOpenで50123MNK.ROMを開く。Program All BlocksとRestart After Programmingにチェックを入れてFlash、To ensure that no other program interferes with the BIOS update process.とダイアログが出たらOK、BIOSアップデートが終わると自動的に再起動されて、American MegatrendsロゴとCMOS Settings Wrongのメッセージが出るのでDelキーを押して、Exit→Restore Defaults→YesでBIOS設定を初期化、Exit→Save Changes and Exit→YesでBIOS設定を保存して終了。

で、早速HDMIで映るかどうか試してみる。Windows 10が起動した状態でHDMIケーブルを挿してテレビに接続すると2台目のディスプレイとして認識して映った。モードを複製にしてから再起動すると起動時のECSロゴがHDMIで表示された。これで安心して、アナログRGBからケーブルを抜いた状態で電源を入れると今度はテレビに何も表示されない(汗)おけ、現時点でLIVAに関しては基本的にアナログRGBで繋がないとダメだってことでいいや。
てな訳で、BIOSのアップデートと、HDMIの出力のテストも出来たので、Windows 10は削除して、再びDebian GNU/Linuxをインストール。今回はインストールするソフトウェアのチェックをすべてはずした。コンソールは日本語対応じゃないので、環境変数LANGを一時的にいじる。あとで環境変数TERMを参照して.bashrc等でLANG変える手法を知る。CentOSとかはそうなってるらしい。あと、一般ユーザーだと/sbinにパス通ってないからifconfigはフルパス叩かないとダメなのねん。つか、Debianとかじゃifconfigは古いからIPアドレス調べるとかなら今はip addrとかやるらしい(汗)
そういえば、カーネルメッセージでLIVAの無線LANのんが何か出てた。軽くググるとドライバちゃんと入れなおして設定ファイル作れば解消するっぽい。とりあえず、これまでRedHat系ばっか使ってたからyumコマンドの代わりにapt-getだと思ってたら、最近はより高機能なaptitudeってのが主流らしい(汗)まあ、apt-getが推奨されてない訳じゃないので一安心。全パッケージ更新する時にyum updateとかやっててのは、apt-get update、apt-get upgradeとパッケージリストの更新とパッケージの更新のように2つのコマンドで行う必要がある模様。
定時後、第二神明で帰宅。晩御飯は焼き飯とコーンスープ。ルパン三世見てる間に池平はんから電話。週末に会う件が来週明けの祝日に変更になった。