SATECHIのBluetoothゲームパッド ST-UBGC

先日、Amazonで注文したSATECHIBluetooth Wireless Universal Gamepad(ST-UBGC)が届いた。

小型のゲームパッドに見えるが上部パーツを引き出すと横向きにしたスマートフォンを挟み込んで固定できる。残念ながらNexus 6(幅82.98mm)はギリギリ挟めない。Nexus 5(幅69.17mm)はTPUカバー付けた状態でも問題なし。配列はWindows等で一般的なXbox360 コントローラーと同じだけど、L2とR2はアナログトリガーじゃない。

付属品は日本語の説明書と英語の説明書、充電用のmicroUSBケーブル。パッケージに記載された仕様によれば、大きさは5.75"×3.5"×2"(約14.6×8.9×5.1cm)、重さは5.6oz(約159g)、省電力機能として自動スリープ機能があり、バッテリーはリチウムイオン充電池(220mAh)、無線到達距離は23ft(約7.0m)となっている。本体重量のこともあってか、上部にスマートフォンを固定しても重量バランスは悪くない。
充電は下部のmicroUSB(充電中は稲妻ランプが点灯、充電完了で消灯)、その右隣りのスライドスイッチで電源ON(稲妻ランプが点灯してすぐ消える)。LINKボタン長押しで稲妻ランプが点滅してペアリング待ちになる。初期はジョイスティックモードで、MODEボタン長押しでドロイド君(ジョイスティックモード)ランプからキーボード(キーボード/マウスモード)ランプ、アップル(iOSのiCadeモード)ランプへと順次切り替わる。
ジョイスティックモードは、十字キーはハット スイッチ (POV)、左アナログスティックはX軸/Y軸、右アナログスティックはZ軸/Z回転、Aは1、Bは2、Xは4、Yは5、L1は7、R1は8、L2は9、R2は10、SELECTは11、STARTは12、左アナログスティック押し込みは14、右アナログスティック押し込みは15のボタンとして動作する。ボタンの3、6、13、16は無い。これらの割り当てはNOBI-CONと同一(押し込みは無いけど)なので色々と便利。
Androidでは、十字キーと左アナログスティックが上下左右、SELECTがメニューボタン、STARTとAと左右のアナログティックの押し込みが決定ボタン、Bが戻るボタン、YがWindows等キーボードのEndキー相当として動作する。
ジョイスティックモードでMOUSEボタンを押すとドロイド君ランプに加えてキーボードランプも点灯して、右アナログスティックはZ軸/Z回転に加えてマウス移動としても動作、L2とR2はマウスの左右ボタン、SELECTは無反応、STARTはブラウザキーとして動作する。再度MOUSEボタンを押すとキーボードランプが消えて通常のジョイスティックモードに戻る。Androidでは、マウスの左右ボタンはどちらも同じ動作をする。
キーボード/マウスモードは、十字キーと左アナログスティックがカーソルキーの上下左右、ABXYがABXY、L1とR1がLとR、SELECTとSTARTがKとS、左アナログスティック押し込みと右アナログスティック押し込みがOとMのキーに割り当てられており、右アナログスティックとL2とR2はマウスとして動作する。
iCadeモードは、十字キーと左アナログスティックの上がWE、下がXZ、左がAQ、右がDC、XがJN、YがYT、AがUF、BがHR、L1がLV、R1がOG、L2がIM、R2がKPが順次押されるといった形で動作する。左右のアナログスティックの押し込みとSELECT、START、右アナログスティックは反応しない。
そういえば、NOBI-CONではMediaTekチップ採用のAndroid端末で動作を保証しないと書いてあって、実際にマトモに動作しない例も見たがこちらは問題なく使えているように見える。