仮想CD/DVD機能付きHDDケースのSSD化

出社後、持って来たASUS TransBook T100TAのキーボードドックに内蔵した東芝HG6 512GB SSDを取り外す。金具は元通りに取り付けてSSDを固定してたネジはテープで貼り付けておいた。これで少しは軽くなったのと、安全な取り外しやらなくてもキーボードドック外せるかも…と思ったけど、確かに出来るけどドライブがメディアなしの状態で見えている。要はUSB接続HDDケースをHDD無しで繋いでる状態な訳だから当然なのかも。
ZALMANの仮想CD/DVD機能付きHDDケースのZM-VE200からHDDを取り外す。側面ゴム上部を引っ張りあげると裏にネジがあるので左右共に外すだけ。

液晶部を上にスライドさせるとHDDごと取り外せる。液晶部基板からHDDを抜くだけで取り外し完了。ネジもツメも何もなし。HDDはThinkPad X201sに元々付いていたSeagate 500GBが入っていた。

玄人志向のHDDスタンドのKURO-DACHI/CLONE/U3を使って、PCのUSBケーブルを抜いた状態で、奥側のHDD1にSeagete 500GB、手前側のHDD2に東芝HG6 SSD 512GBを取り付けて電源を入れると、Powerランプが赤く点灯するので、CloneボタンをLink、Power、HDD1、HDD2のランプが全てオレンジ色に点灯するまで押し続ける。
あとはオレンジ色の点灯が各ランプ間を左右に移動する。1/4ずつ終わったら順次左側のランプから常時点灯に変わっていき、全てのランプが点滅したら終了。2時間弱かかった。当たり前だけど、500GB HDDから512GB SSDへのクローンをした訳なのでSSDは11.18GBの未割り当て領域が出来ていた。あと、クローン元のHDDと署名が同じなので同時につなぐと片方はドライブが割り当てられない。

何にしてもこれじゃ容量が勿体無いってことで、DISKPARTでCLEANかけてから、ディスクの管理からMBRで初期化して新しいシンプルボリュームを作ってNTFSでフォーマット。あらためて、TransBook T100TAのUSB3.0ポートにKURO-DACHI/CLONE/U3つないで500GB HDDから512GB SSDに全てのフォルダとファイルをコピー。合計375GBが2時間弱でコピー終了。
てな訳で、コピーの終わった東芝HG6 512GB SSDをZM-VE200に組み付けた。


しかし、ODD MODEで起動するとCheck Diskのメッセージが表示され、何の操作も出来ない。ジョグシャトルを下方向に押したままUSBケーブルをつなぐとHDD MODEでは認識する。うむむ、これは面倒な。
日本語の公式サイトからは既に消えているが、英語の公式サイトにはまだZM-VE200が掲載されているので、Software Down→ZM-VE200 Firmware Upgrade Tool(NTFS Ver.)→_iso_firm_ZMVE200-1.00.00-70N_0.zipでNTFS版の最新ファームウェアであるv1.00.00-70Nをダウンロードして解凍した_iso_firm_ZMVE200-1.00.00-70N.isoを元のHDDを入れたZM-VE200の_isoフォルダにコピーして、ZM-VE200をODD MODE(ジョグシャトルを上側に押したままUSBケーブルをつないでも可)で起動した後、ジョグシャトルで_iso_firm_ZMVE200-1.00.00-70N.isoを選択するとLOADING...と出るので終わるまで待つとDUAL MODEで起動する。
最下段までジョグシャトルで送って、End of Listでジョグシャトルを何度か押し込むとファームウェアがv1.00.00-70Nになっているのが確認出来たので、あとはHDD MODEやODD MODEが正しく動作するのを確認した後、元のHDDをはずしてSSDに換装してみたところ無事ODD MODEで認識するようになった。
ただ、ファイル名の日本語は□に化けてしまうので買った時と同様にOEM元のiodd2511用Language Font「hira 'あ' Japanese Font file」をファームウェアと同じ手順で入れてやる必要があると思う。今回は面倒なのでやらずに日本語ファイル名使ってた箇所を英語表記に全部書き換えた。そういえば、ZM-VE300は日本語表示出来て一部文字が化ける症状も無いらしい。既に買えないけど(汗)

ZM-VE400はまだ売ってるのか…。