ThinkPad X201sの熱暴走を解消する

出社後、自宅から持ち込んだThinkPad X201s(5129NV3)をThinkPad X201sの電源が突然落ちる 熱暴走の直し方を参考にバラしてみる。全く同じようにCPUファンにホコリが多く付いていた。

掃除機で吸い取ると、結構綺麗になった。

さらにヒートシンクをはがすとグリスが固まっていた。

しかし、キーボードとパームレストまでは簡単に外せるのでやったことあったけど、マザーボード取り外すのは初めてなので苦労した。特にキーボードベゼルは左側をツメを外しながら浮き上がらせる際に力を入れすぎて奥側パーツの部分で折れてしまった。まあ、固定できないこともないし、強度にもそこまで影響ないのでこのまま放置で(汗)
グリスはヘラで取り去って、ウェットティッシュで拭き取ったところ、CPUとチップセットヒートシンクすべて綺麗になった。

てな訳で、昨日届いたシルバーグリスを各箇所に米粒より少し小さめに出してヘラで薄く均一に塗り広げる。

逆手順で組み上げて電源を入れてから、以前簡単に熱暴走で落っこちた大量ファイルの7-Zip最高圧縮をやってみる。タスクマネージャーで見るとCPUが一気に2.9GHz前後のターボブースト状態になってるが、CPUファンは静かに熱い空気を排熱してるだけ。素晴らしい。
何はともあれメインPCが無事常用出来るレベルで復活した。原因はたぶんこの頃のThinkPad X201sのロットでグリスの質や塗り方がよろしくなかったのと、PSO2みたいなCPUとチップセット(ビデオチップ)をフル駆動するゲームを排熱がよろしくないコタツの上で一時期ずっとやり込んでたのがグリス劣化を早めたんだろうな。