Nexus 5でGL07SのSIMを使って出来ること出来ないこと

STREAM X(EMOBILE GL07S)のmicroSIMを差して使ってるNexus 5は今のところ順調に使えている。仕様としてEMOBILE 3G(1.7GHz)が使えないのでSoftBank 3G(2GHz)をローミングで使うことになること、EMOBILE LTE(1.7GHz)は使えるが(EMOBILE 3Gが使えないので)電話の発着信が出来なくなるので、普段は通信事業者を自動にせず、意図的にSoftBankを指定して、ネットワークモードをLTEではなく3Gで使っている。これなら電話の発着信もデータ通信も(3Gだけど)問題ない。
ふと、STREAM Xで使えていた他のサービスのたぐいがNexus 5で使えるのか気になったので試してみた。
まずはソフトバンクWi-Fiスポット。STREAM XではWi-Fi接続時でもSIM無しでも http://developer.emnet.ne.jp/open2/ からapkがダウンロード出来たが、Nexus 5ではイー・モバイル情報の下部にEMアプリがそもそも表示されない。Wi-Fi切ってem.stdで接続しても不可。STREAM Xでダウンロードしたwifispot-em.apkを入れてみたが、起動すると「問題が発生したため、Wi-Fiスポット設定を終了します。」と出て使用出来無かった。まあ、これは仕方ないか。

次にemobileメール。問題なく動作。ただ、メールチェック時などに通知のところにemobileメールのアイコンと共にcom.access_company.android.nfcommunicatorって表示が出る。特に不具合は無いが、調べてみるとemobileメールがACCESSのデコメ対応メールアプリであるCosmoSiaを元にしているようで、これで使われているデータの保存先パスが通知に(何故か)表示されている模様。んで、CosmoSiaは2013/11/06のv2.0.3で「AndroidOS4.3端末において、通知エリアに「com.access_company.android.nfcommunicator」と表示される問題を修正」とあるので、これが原因っぽい(汗)

あとemobileメッセージ。問題なく動作するように見えるがWEB設定が開けない。ドメインはデフォルトでemobile.ne.jpになってる。Chromeから http://selfcare.emx.emobile.ne.jp/logins/index を開いてみるとemobileメール設定 ログインはちゃんと開けるし、MMS配信設定の変更も出来る。しかし、メールチェックを行うと「問題が発生したため、emobileメッセージを終了します。」が表示されて強制終了。メール受信時にも同様な症状が発生。が、メールは受信出来ている模様。ただ、そのメールを表示しようとすると同様な症状が発生して一覧や本文を見ることが出来ないので事実上使えないと思う。あと、デフォルトのSMSアプリにemobileメッセージは現れない。と、言う訳で素直にMMS配信設定のチェックもはずしてemobileメールを使うことにした。

通話関連のサービスはどれも問題なく動作する模様。ただ、留守番電話センターの設定が入っていないので、電話→MENU→設定→通話設定→ボイスメール→セットアップ→ボイスメールの番号を1416に設定しておいた。着信転送もちゃんと変更(デフォルトの転送先は留守番電話センターの08070017000)出来るし、その他の設定から発信者番号通知などもちゃんと設定変更出来る。ちなみに通話中着信はSTREAM Xと同じく設定出来ないので、LTE電話プランでは使えないのかも知れない。