F-12C用ClockworkMod Recoveryのbootパーティション用をインストール

recoveryパーティション用v0.1はCWM v5.0.2.7-nAa-r2ベースだが、bootパーティション用テスト版は作者が自前でビルドされたv5.0.2.8と新しいので、今回はこちらを試してみた。
bootパーティションに焼くけれど、通常起動と違うのは電源を入れた際に緑色や赤色に点灯する充電ランプが、docomoロゴが表示されてから青色に3秒間ほど点灯するだけで、この間にMENUやホームや戻るを押さなければこれまでと何の変わりも無く起動する模様。
recoveryパーティション用と違って充電中でも電源切った状態からCWMを起動させられるのが便利。F-12C V13をroot化したものと、F-12C V21をroot化したものどちらでも問題なく動作している模様。V13とV21はカーネルバージョンに違いはないので、そういう意味でも安心。また、recoveryパーティション用と併用できるので両方とも入れた状態にしている。

CWM v5.0.2.8のインストール

インストールはf-12c_cus_boot_test.rarのReadMe.txtに従ってroot化したF-12Cで行えば良いが、簡単に行えるようにインストール用のバッチファイルとアンインストール用のバッチファイルを作って、それで導入してみた。
DooMLoRD_v4_ROOT-zergRush-busybox-su.zipを解凍して出来たrunme.batと同じ箇所にf-12c_cus_boot_test.rarを解凍して出来たf-12c_custom_boot.imgとflash_imageフォルダ、f-12c_cus_boot_test_installer.zipを解凍して出来たinstall_boot.batを置いて実行するとF-12CのbootパーティションにCWMがインストールされ、install_boot.batと同じ箇所に元のbootパーティションのバックアップであるboot.imgが出来る。アンインストールするにはinstall_boot.batと同様にuninstall_boot.batを置いて実行する。この時、uninstall_boot.batと同じ箇所にbootパーティションのバックアップであるboot.imgが必要となる。
ちなみにインストールに失敗すると文鎮化するので、CWMのrecoveryパーティション用v0.1を予めインストールして起動することを確認し、CWMでバックアップを取ってから行えば、文鎮化した際にrecoveryパーティションからCWMを起動させて予め取っておいたバックアップからリストアすれば元に戻ると思う。

CWM v5.0.2.8の起動

F-12Cの電源を入れるとdocomoロゴが表示され、充電ランプが緑色でも赤色でもなく、青色に3秒間ほど点灯するので、このタイミングでMENUかホームか戻るを押すと、ClockworkMod Recoveryが起動する。

CWM v5.0.2.7との違い

詳しく比べていないけれど、advancedメニューにPartition SD CardとFix Permissionsってのが追加されている模様。
あと、通常起動でもCWM v5.0.2.8のカーネルを使っている影響からか、adb shellしても最初からrootになっている模様。