USB温度計 TEMPerV1.2をThermoHIDで使う

買ってからしばらく放置プレイだったUSB温度計のTEMPerV1.2(と、Windowx XPでデバイスが認識した際に表示された。本体にはTEMPerとしか書いてない。恐らくTEMPerNTC(ケーブル無モデル)と同じものだと思う。Amazonだと、USB温度計! USB thermometerって名前で同じと思われる商品が買える模様。大元と思われるPCsensor.comのMiNi Digital USB Thermometer ,pc usb room thermometerに詳しい説明がある。)を再びいじってみる。

USBスティック形状でHIDデバイスとしてドライバ要らずで認識する。前回は添付の8cm CD-ROMから対応アプリのTEMPerV22(PCsensor.comからだとTEMPer V22.2等がダウンロードできる)をインストールして使ったけど、今回はフリーでTEMPerV1.2に対応したThermoHIDってのを使って見た。
2011/09/09現在の最新版はV2.0.1.22、zipを解凍してexeを実行するとレジストリ使うかiniファイル使うか聞いてくるのでNoを選択、一旦終了しちゃうので再度exeを起動。SimulReadボタンを押すと現在の温度を読み取って表示される。
日本語表示にするには、Japanese Language File (updated 5 September 2011)をダウンロードして解凍し、ThermoHIDのフォルダに入れておくと、Options→SettingsのLanguageタブから日本語を選べばいい。翻訳が結構妙な気もするので、Japanese.lngをメモ帳で適当に修正するのが良いかも知れない。
Read everyにチェックを入れると続く時間間隔(今回は1s=1秒にした)で温度を自動的に更新してくれる。上部中央あたりのAutoScrollの左側にあるグラフのボタンでグラフ表示からテキスト表示へも切り替えられる。
メニューバーのOptions→Settingsで、WebタブのActiveにチェックを入れると、タスクトレイの温度計アイコンを右クリックして、Show Generated Web Page (text)でWebブラウザを使ってリアルタイムにテキストで温度を表示、Show Generated Web Page (chart)で温度グラフをJPEG化したものがWebブラウザで表示できる。
私的にはバージョンが同じながらも画面構成とか若干違うこっち(ThermoHID V2.0.1.22)の方が使い勝手が良い気がするので、こっちを使ってる。
他にもUTACってのがあったけど、シリアル接続のTEMPerにしか対応していないっぽい。あと、たぶんLinuxでしか動かないと思うと書かれたRubyライブラリのrbtemperってのもあった。