D525MWに取り付けたMPX-3132はRAID BIOSからCreate RAID set→CONCATENATION→1で1セットだけ組んだものを用意すればOSも起動できることが判った。ただ、これをもう1セット組むと起動しなくなる。何はともあれ、SATA×1ポートなら使えるっぽい?(汗)
MPX-3132のBIOSバージョンアップをやってみる。Silicon Imageの公式サイトから、SUPPORT、Select a Product→SiI3132 - PCI Express (1x) to 2 Port SATA300、Select Category→BIOS、BIOS Update Utility for Windows(9/18/2009、Version 1.0)とSil3132 BASE, SATARAID5 and system BIOS(9/9/2009、Version 7.7.03)をダウンロード。解凍してからコマンドプロンプトを開いて、SiFlashTool.exeを起動させるとヘルプが出る。ドキュメントも入ってたけど拡張子がdocでWord形式だった。ヘルプを見るとPCIバス番号とデバイス番号を指定しなきゃいけないみたいなので、デバイスマネージャからSCSIとRAIDコントローラのSilicon Image Sil3132 SATALink Controllerのプロパティを開いて「場所: PCIバス 2, デバイス 0, 機能 0」を確認。
まずは/vオプションで現在のBIOSのバージョンなどを確認してみる。
C:\>SiFlashTool.exe /BusNum:2 /DevNum:0 /v Silicon Image Flash BIOS programming tool version 1.0 Controller Type PCI Location Flash Part BIOS Ver. BIOS Date ============================================================================= Sil 3132 Bus:02 Dev:00 SST 39VF020 7.5.07 10-05-2007 C:\>
で、本番。/FileオプションでBIOSのファイルを指定する。BIOSのファイルは7703.bin、b7703.bin、r7703.binの3つがあって、後者2つは128KB、前者1つは54KBとファイルサイズも違う。とりあえず、無印でいいんじゃないかと勝手に思い込んでBIOSバージョンアップをやってみた。
C:\>SiFlashTool.exe /BusNum:2 /DevNum:0 /File:7703.bin Silicon Image Flash BIOS programming tool version 1.0 Selected Sil 3132 on PCI bus: 0x02 device: 0x00 Flash part: SST 39VF020 size: 256K Current BIOS Version: 7.5.07 Date: 10-05-2007 Erasing flash ................................................................ Programming flash .......... Verifying flash ......... New BIOS Version: 7.7.03 Date: 07-01-2009 BIOS successfully updated. C:\>
無事終わったっぽい。再起動させてみると、D525MWのBIOSスプラッシュスクリーンの後、MPX-3132のBIOSメッセージが出力。ちゃんと、BIOSのバージョンは変わってた。が、HDDを2台認識するだけで特にメニューに入るようなキー操作のメッセージは出ない。もしかしたら、BIOSのファイルでb7703.binやr7703.binを使うと何らかメニューに入れるようなBIOSになったんだろうか。r7703.binのrがRAID BIOSなのかな??
その後、問題なくWindows XPが起動した。そして、BIOSを変更したせいか再び新しいハードウェアが検出されたので、自動的に更新してやるとWindows Updateにあったのかドライバがちゃんと検出されてインストールされたっぽい。この状態で、ディスクの管理を見てやるとちゃんとMPX-3132のSATAポート×2に繋いだHDD×2が問題なく個別に認識されてる。をを、これで当初の目的通りの状態になった。良かった。
そういえば、SATARaid5Managerを起動してもRAIDコントローラが検出されないと出て起動できなくなってた。アプリが古いからなのかBIOSがRAID BIOSじゃないからなのか、ちょっと気になるけど、もう使わなくていいんだからプログラムの追加と削除で3132-W-Rをアンインストール。
MX1203の電源ファンから聞こえる異音問題は、電源ユニットの底面からファンを留めているネジの締め付けが強いせいで、ファンのブレードが電源ユニット底面の鉄板にこすれているのが原因と判明(なので、天地逆にすると音がしなくなるらしい)。ネジの締め付けを緩めることで、異音は無くなった。本当は電源ユニットの開けちゃダメってシールを剥がして、電源ユニットを開封し、中のファンをワッシャで少し浮かせてやれば完璧だけど、まあ緩めるだけで何とかなってるから問題ないかと。調べてくれたTAKEに感謝。自宅のMX1203でもやってみよう。
定時後、DEEN宅へ。NASが溢れそうなので既に満杯になった2TB HDDをはずして新しい2TB HDDを装着。もう1台外付けHDDケースを追加して新しい2TB HDDを増設。あとはリモートでフォーマットとかコピーをしよう。兵庫に置いてた箱とかソフトとか持ち帰り荷物に入れてから第二神明で帰宅。晩御飯は高野豆腐とじゃがいもの味噌汁。