ヨドバシで買ったAterm WM3300Rの初期設定

土曜の夕方にヨドバシ.comで注文。日曜の夜に発送通知。川崎のヨドバシからの発送で届いたのは昨日の夜。ブツは1円で買ったWiMAX無線LANルータ、NEC Aterm WM3300R(AT)で末尾が(TG)じゃなく(AT)なので当然キャリア縛りの無いモデル。
ACアダプタは5V 1.2AでコネクタはmicroUSB、バッテリーは3.7V 1880mAh(7.0Wh)、本体の定格は5V 1.0A、バッテリーカバーを外したところにSSID、暗号化キー、PINが、バッテリーを外したところに無線LANWiMAXMACアドレスが記載されている。
本体には充電とPC接続の兼用microUSBコネクタ、本体内ルータを使わずにUSB WiMAXアダプタとして動作する「USB」、無線LANルータとして動作する「WLAN」、電源を切る「OFF」の3つに切り替えられる電源スイッチ、無線LANの設定を初期化するRESETスイッチ、半円状のらくらく無線スタートボタン(WiMAX通信が失敗した時の再接続ボタンも兼用)があるだけ。
付属のmicroUSBケーブルでPCに接続。電池マークのLEDがオレンジ色に点灯して充電開始。電源スイッチをUSBにして電源を入れると、電池マークのLEDは消灯。Aterm WM3300Rが仮想的なUSB CD-ROMとして認識され、WM3300Rユーティリティのセットアップが自動的に起動する。特に何も聞かれることなくインストールすると、デスクトップにAterm WiMAXのアイコン(WiMAX Connection Utility)が作られ、ドライバがインストールされてAterm WM3300Rがネットワークデバイスとして認識される(そして仮想的なUSB CD-ROMは認識されなくなる)。この後、かなり待たされた。最後に再起動するよって出るのでそのまま再起動。
再起動すると自動的にWiMAX Connection Utilityが起動してWiMAX機器を探して自動的にネットワークに接続、サインアップが行われて、契約情報が端末に書き込まれる。途中、その旨を知らせるページがWebブラウザで自動的に開かれる。ここまで特にMACアドレスやIDやパスワードなどの入力は一切無く、ヨドバシのWiMAXが利用できる状態になった。
WiMAX Connection UtilityはデフォルトではWindows起動時に自動起動、接続後に自動的にタスクトレイに格納、自動的にファームウェアを最新に更新するようになっている。ファームウェアバージョンは2.6.0、ドライババージョンは2.4.0、ライブラリバージョンは2.5.1、WiMAX Connection Utilityのバージョンは1.5.1だった。
アンテナは携帯電話などと同じ表示でWiMAXのアンテナマークが点灯(点滅はデータ通信中を示してるっぽい)すれば接続されていて、その左の3つのLEDで順番にアンテナ感度が表される模様。と思ったら、USB接続時はアンテナマークの意味が違うらしく、アンテナ感度は出ないらしい。
IPアドレスは113.152.77.xxxのようにグローバルIPアドレスDHCPで割り当たっていた。逆引きを行うとw0109-113-152-77-xxx.uqwimax.jpが返された。
てな訳で今度は電源スイッチをWLANにして電源ON、電源LEDが緑に点灯、しばらくしてWLANのLEDが緑に点灯、さらにしばらくしてWiMAXのアンテナLEDと感度のLEDが点灯して準備完了。この間、約43秒。意外に使えるようになるまで時間がかかる印象。WiMAXのアンテナマークは点滅すると接続中、点灯すると通信中、恐らく消灯すると圏外。あとはアンテナ感度によって3段階に丸い点のLEDが点灯する。
これで適当なPCから無線LANを検索すると「WARPSTAR-xxxxxx」ってSSIDが見える。WPA2で暗号化されているので、バッテリーカバーはずしたトコに書いてある暗号化キーを入力すると繋がった。同時に「WARPSTAR-xxxxxx-W」ってSSIDも見える。こちらはWEP 128bitで暗号化されており、ゲーム機などインターネットにだけ出られれば良い機器用になっている模様。こういったネットワーク分離機能は設定で2つのSSIDごとにON/OFFが出来る。
IPアドレスは192.168.0.2のようにプライベートIPアドレスDHCPで割り当たっていた。Webブラウザで http://192.168.0.1 にアクセスすると管理者パスワードの初期設定って画面が表示され、設定したいパスワードを入力しろと出てくるので適当に設定。空のパスワードは当然のように設定できない。
以後はユーザ名とパスワードを入力してくださいと出てくるようになるので、ユーザ名にadmin、パスワードに設定したパスワードを入力すると、クイック設定Webが開いて各種設定が行える。ちなみに192.168.0.1の部分はweb.setupと入力しても良いらしい。
デフォルトではIPsecパススルー(VPNパススルー)はOFF、UPnPはON、WiMAX切断時の自動接続はON、自動電源OFF設定の無通信監視時間は10分(1〜60分の範囲で設定できるが、OFFには出来ない模様)ってな具合。
情報のメニューからは現在WAN側に割り当たっているIPアドレスドメイン名などの他、通信情報ログ、UPnPの割り当て状態なども確認できる。
初期化は電源LEDが緑点灯している状態で、RESETを6〜10秒押し続けて、電源LEDが赤点滅になったら離す。電源スイッチをOFFにして電源を切り、10秒ほど待ってからWLANにして電源を入れるってな具合らしい。