QRS-UT100Bを買いにパソコン工房へ

 朝、第二神明で出社。日中、みやびんとのメールのやりとりでQRS-UT100Bの件を話すと欲しがっている模様。いーちゃんも欲しがっているので週末に買いに行くかも知れないと伝えてたが、DY-UD200が兵庫で固定運用に入ってると大久保にも固定運用する機材が欲しくなったことや、tsmergeってツールで同じ番組を録画した2つのファイルからドロップ無しのTSが生成できることから、さっさと2台目が欲しくなって仕事終わったら買いに行くことに。TAKEはDY-UD200すら開封してないのに一口乗ってきたので都合3台押さえることになった。

 定時後、TAKEはTSファイルをPS3で再生するテスト結果をまとめてたので若干出るのが遅れて夕方5時半に出発。駅前の三井住友で手持ちを確保してから、垂水のパソコン工房へ。昨日と違って在庫を書いたポップが無いのが気になったが、値札の貼った空箱はあったのでそれを持ってレジへ。在庫は無事あったが持っていった空箱の中身も含めて3つだけ・・・危ねー。とりあえず、ヲレ、TAKE、みやびんと3人分を査収。

 今日買いに行くことにしたのは虫の知らせだったんだろうか・・・。

 せっかくなのでインターナビのUSBコードで使うべく激安のバッファローUSB2.0超小型microSDカードリーダーBSCRMSDCBK(499円)も査収。

 その後、帰宅ルートをミスったこともあって、TAKEが他のパソコン工房も見に行こうってことで大蔵谷のパソコン工房へ。ここも既に残り少ないのか在庫限りと書いてあった。その後、大蔵谷ICから第二神明加古川バイパスで加古川パソコン工房へ。ここは値札のない空箱のみ。そういえば、垂水で買う気満々だったいーちゃんはもう買えないよなと思い、電話でその旨伝えてみると買っておいてくれとのことだったので加古川店で1個査収。価格は垂水や大蔵谷と同じ6,980円だった。

 晩御飯は加古川駅のタイムズに停めて、姫路駅名物のえきそばを食う。TAKEが前回挑戦して腹いっぱいになったという大盛りえきそば(400円)をまだ食べていなかったのでこれを天ぷらそばで注文。かなり満足。ただ、何とゆーのかチキンラーメンを2袋まとめて食っているような、いつまでもあっさりしたものを食べ続ける感覚だった。いや、美味かったのでいいんだが。

 加古川バイパス&第二神明で帰還し、TAKEを送ってから、再び第二神明で夜9時すぎに帰宅。一応、別途晩御飯を食う。赤魚の煮込みとじゃがいもの味噌汁。

 早速、買ってきたQRS-UT100Bを試すべく開封。本体が凄く小さい・・・外寸は本当にB-CASカードより一回り大きいカードリーダとしてギリギリの大きさ的なイメージ。DY-UD200より一回り小さい。あとアンテナ端子は無線LANのアンテナのような細いタイプでF型に変換するアダプタを差しておくと、本体に最初からF型コネクタが付いているようなイメージになる。あと、POWERと書かれた恐らくバスパワーが足りない場合の自前電源コネクタがある模様。ただし、これに接続するケーブルも説明も無い(後日調べたところ、OEM元であるSKnetが専用アンテナを出していて、その給電に使う電源出力端子の模様)。USB端子はミニBで30cmほどの短いUSBケーブルが付属してる。

 ドライバやアプリケーションは付属してないからWebからダウンロードしてねって紙が入っていたが、マニュアルの間にドライバやアプリケーションの入ったCD-ROMが挟まってた(笑)あとはマニュアルどおりに本体をPCに接続してドライバとしてCD内のフォルダを指定して、最後にアプリケーションをセットアップした。ドライバとアプリケーションはCPUパワーの低いネットブック向けのフォルダと、Coreシリーズ以上の通常PC向けフォルダがあり、今回はネットブックと大差無いThinkPad X40だったのでネットブック向けのを使った。

 アプリケーションを起動するとチャンネルスキャンを開始すると出るので次へ進めるが、COPPに対応してませんと出て、チャンネルスキャンが1%で止まってしまった。要はHDCP相当の著作権保護に対応してないので使えないってことらしい。

 仕方ないので純正アプリケーションは使うのを止めてBonDriverを入れることにする。

 まずはDTV関係ツールHDUS関係ファイル置き場から「BonDriver_HDP2」(今回は「BonDriver_HDP2_007」(up0322.zip)を使用)と、「新機種分追加したuusbdのinfファイル D:123」(up0324.zip)をダウンロード。ガジマルの森から汎用USBドライバーの「UUSBD V2.0Beta」(uusbdv20beta.zip)をダウンロード。

 あとはQRS-UT100B添付CD-ROMのROBRO_OriginフォルダにあるDriverフォルダのQuixun_HDTV_N_BDA.infとQuixun_HDTV_N_BDA.sys以外を適当なフォルダにコピー。新機種分追加したuusbdのinfファイル D:123を解凍してuusbd.infを先ほどのフォルダにコピー。UUSBD V2.0Betaを解凍してSETUPフォルダのuusbd.sysを先ほどのフォルダにコピー。QRS-UT100BをPCに接続し、先ほどのフォルダからドライバをインストール。

 これでBonDriver対応アプリケーションにBonDriver_HDP2を解凍して出てくるBonDriver_HDP2.dllと以下の内容で作成したテキストファイルをBonDriver_HDP2.dll.iniのファイル名でコピーするだけで使えるようになる。

[Hardware]
Products=3275:7020

 ちなみにBonDriver_HDP2はMicrosoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ (x86)が必要なので予めインストールしておく。インストールしたくない場合はBonDriver_HDP2のNoRTフォルダにあるBonDriver_HDP2.dllを使用する。

 とりあえず、TVTestで動作チェックしてみる。作者のページであるTVTest等からダウンロードしようとしたら、サーバのuuuq.comが落ちてたので今回はDTV関係ツールHDUS関係ファイル置き場からTVTest ver.0.5.29(up0325.zip)をダウンロードして解凍、TVTest.exeのあるフォルダにBonDriver_HDP2.dllとBonDriver_HDP2.dll.iniをコピーする。あと、TVTestにはMPEG-2のDirect Showフィルターが必要なのでTVTest等MPV Decoder Filter (Compiled by ICC)か、DTV関係ツールPT1関係ファイル置き場からMPV Decoder (Compiled by ICC)をダウンロードして解凍、CPU別にATOM、Core2(SSSE3)、Normalの3つのフォルダがあるので、いずれかのフォルダからMpeg2DecFilter.axをInstall.batと同じフォルダにコピーして、Install.batを実行し、MPV Decoder Filterを登録する。尚、登録したMpeg2DecFilter.axはそのフォルダから呼び出されるので削除してはいけない。

 TVTest.exeを起動、初期設定でドライバをBonDriver_HDP2.dll、デコーダはデフォルトでも良いが画面が正しく出ない場合はMPC - MPEG-2 Video Decoder (Gabest)を選択、カードリーダーは「なし(スクランブル解除しない)」を選択(これでもちゃんとスクランブル解除されて映ってくれる)する。あとはチャンネルスキャンしたら、普通に映った。DY-UD200と違って、全くドロップが発生しない。素晴らしい。

 で、TVTestでチューニング空間をCATVにしてチャンネルスキャンしたところ、何故かテレビ大阪が引っかかった。え?何でウチで受信できるの??と思ったら、他にもACTV135なる怪しいチャンネルが地デジで映ってる・・・。どうやら、明石ケーブルテレビがついにテレビ大阪の地デジ再配信を開始した模様。それに合わせて自身のチャンネルも大阪セントラルみたいに地デジ配信始めたっぽい。先週は引っかからなかったので恐らく年度切り替えの4/1(今日)からか?何にしてもめでたい!兵庫に引っ越そうとした理由の1つが消えてしまった(ぉ

 あとでRD-X6を使って調べてみると、CATVバンドでの再配信内容は以下の通り。末尾は最大受信レベル。テレビ大阪はやっぱ若干低め(苦笑)

CATV29 11 111 ACTV135   ACTV135 56
CATV32  1 011 NHK総合・神戸 兵庫0         55
CATV33  3 031 サンテレビ       兵庫6         58
CATV43  7 071 テレビ大阪       大阪6         45
CATV62  8 081 関西テレビ       近畿4         56
CATV63  4 041 MBS毎日放送   近畿2         59

 後日、本家のTvRockOnTVTest(修正版8)で対応されたのを確認したので、そっちを使用することで解決。後日、TvRockOnTVTestを改造することでTvRockから指定した63〜113のチャンネルがC13〜C63として選局するように出来た。TvRockとTVTest+TvRockOnTVTestの組み合わせでは、明石ケーブルテレビのように地デジをUHF帯とCATV帯に分けて再配信している場合、両方を同時に設定できない。これを何とかしてみた。

 TvRockは放送局のチャンネルが数字でしか入れられないので、C13〜C63のようなCATV帯のチャンネルを設定できないが、TvRockOnTVTest(TVTestのTvRock連携用プラグイン)の設定ファイル TvRockOnTVTest.iniにTerrestrialIndex=1を書き込むことで、TVTestでチャンネルスキャンした結果が格納されているBonDriver_HDP2.ch2の放送局ごとに書かれた行の2つ目の数字に13を足した数をTvRock側でチャンネルとして設定すれば受信できるようになるが、逆にUHF帯のチャンネルが今度は入れられなくなる。

 そこで暫定的にTvRockのチューナー1の設定と全く同じ内容でチューナー2を設定し、TVTest.exeのオプションで/DID Aとなっている箇所を/DID Bに変更、チューナーアプリケーションもTvRock DTV Target Bにする。

 あとはTvRockOnTVTest.iniの[DID_A]にTerrestrialIndex=1、[DID_B]に何も設定しなければ、チューナー1がCATV帯、チューナー2がUHF帯となるので、TvRockのチャンネル設定をチューナー1、チューナー2それぞれに対して行う。チューナー1で受信できないUHF帯のチャンネルはチャンネル番号を0にすれば対象外となるので、同様にチューナー2でも受信できないチャンネルを0にしておく。

 かなり間抜けだけど、他に方法が思いつかないので当面はこれで運用してみることにする。

 QRS-UT100Bの設定をやりこんだ結果、深夜3時半前くらいに就寝。