ThinkPad X20のバッテリー殻割り

先日、嫌なニオイがして動かなくなったThinkPad X21は、全く同じ現象で以前壊れたThinkPad X20に取り付けていたバッテリーを取り付けた途端の現象だったので、これがトラブルの原因じゃないかと思い、どうせ充電もできない死んでいるバッテリーってことで分解してみることにした。
バッテリーの殻割りは上下のカバーの隙間からカッターナイフで切るのが定番らしいが、カッターを差し込むと斜めに入り込む。どうやら上部(ラベル面)のカバーが下部(底面)のカバーの内側にはまり込むように組み合わさっている模様。

途中まで必死こいてやったものの、なかなかカバーが剥がれないので途中で興味を示してくれたTAKEと交替。カバーが外れ始めると内部のバッテリー、端子基板などが外れて取り出せた。最終的にカバーもちゃんと上下バラバラになった。これでバッテリーカバーはウエイトセーバーとして無事使える(笑)
今回バラしたバッテリーはFRU P/N 02K6846、P/N 02K6784で、Li-ionの10.8V 4.0AH。製品名は大容量Li-Ionバッテリー・パック 6セル(08K8024)のハズ。中に入ってたセルはPanasonic CGR18650Aが6本。仕様は見てないが3.6V×3=10.8V、2000mAH×2=4.0AHなので並列に2本ずつ繋いだものを直列に3本繋いでる模様。