BBS AREA-NINE復旧作業(その2)

PA-200と違って、ディスプレイもキーボードも付いてて、ちゃんとPCカードスロットもあるThinkPad 755CXをホストマシンにするべく動作チェック。Windows95 OSR2.5Cが入ってて、HDD空き容量は800MB近くあるので、ここにPA-200で使ってたHDDの内容(MCD、HOSTフォルダ)をまるごとコピー。

Windows95を常時DOS起動にする

しかし、困ったことに当然ながらWindows95が自動的に起動してしまうのを何とかして、DOSだけ起動するようにしないといけない。どうやら、隠しファイルになってるテキストファイル MSDOS.SYSを設定変更すればいいらしいが、どうも上手くいかないので、WINDOWSフォルダのWIN.COMをWIN.W95ってな具合に適当にリネームして、WIN.COMが見つかりませんと出る状態でとりあえず対策完了。てきとー。

ThinkPad 755CXのシリアルポート

PCカードドライバにPhoenixのPCMplus V3.0をインストール。最初はPC DOS 2000のDOSフォルダにあるのを使おうとしてハングアップしてたけど、よく考えたらPC DOS用なんだから当たり前だわな。
TDKのモデムカードDF5600DXが無事認識。MCDドライバを組み込んでCOM2として認識された。これで一安心かと思いきや、COM1がどうも怪しい。
KTXでCOM1を9600bpsで開いてみると、何やら定期的に妙な文字列が表示される。文字列の中に隣のPC(Windows XP)のコンピュータ名があったので赤外線だと気づいた。
F1押しながら電源ONしてEasy-SetupでシリアルポートをCOM1にしようとすると赤外線とぶつかってると怒られる。
どうやら当時、米IBMにあった「TP 340,355,360,750,755 - Utility Diskettes for Dos and Windows 3.1/95」ってのを使えば、いわゆるThinkPad機能設定やPS2.EXEみたいなことが出来るらしい。
http://www.thinkpad-club.com/webforum/archive/tp7xx08.html#00767
しかし、米IBM→米Lenovoには755CXがそもそも出てこないのでお手上げ。340や355、360、750についても調べたが、日米ともに該当するソフトは見つからなかった。

仮想COMポートドライバ

仕方ないので再び昨日やってたWindows XP上で動かす方法を検討してみる。MCDやmmmはちゃんと動くので、あとはモデム以外にクロスケーブルでログインできるように足りないシリアルポートをどうするかで止まってた。USBシリアルアダプタを2つ買ってクロスケーブルで繋いででもいいが、金がかかる上にちゃんとMCDで認識してくれるかの保証も無い。
そこでQEMUでシリアルポートのサポートをしたバイナリの配布と共に紹介されてた仮想COMポートのペアを提供するドライバ ComEmuDrvを使ってみたもののMCDから上手く認識できてない模様。
http://www.h7.dion.ne.jp/~qemu-win/index-ja.html
仕方ないので他の仮想COMポートドライバが無いか探してみたら、同じように探してて見つけた人を発見。おまけにネットワークアクセス可能な仮想COMポートドライバまで紹介してくれてる。
http://hccweb1.bai.ne.jp/~hcj64001/umjammer/text/d0033.html

.NET Framework 2.0が勝手に入ってくれる

早速、紹介されてたDeviceComm Managerをインストール。あら、.NET Framework 2.0入れてくれるんだ。MSのサイトだと認証とか必要で面倒だと思ってたので便利。
http://ltxfaq.custhelp.com/cgi-bin/ltxfaq.cfg/php/enduser/std_adp.php?p_faqid=701