続・AIR-EDGE AX420N 対応ソフト

SL-C700までのインターネット接続設定アシスト

基本的に通信カードごとの設定ファイルはSL-C750以降のものをそのまま利用できる。SL-C750以降から追加された設定項目は無視されるみたい。(グループを組むためのParentや、対応プロバイダーを選ぶためのProtocol、対応するカードを検出するためのTappleなどは事実上使われていない模様)
ちなみに設定ファイルの格納フォルダはSL-C750以降と違い、/opt/QtPalmtop/etc/inetwizard 直下に直接配置する。
プロバイダーの情報ファイルも /opt/QtPalmtop/etc/inetwizard 直下に直接配置する。情報ファイルは provider.csv で、プロバイダーごとに別々のファイルになってはいない。
ファイルはCSV形式で、文字コードは通信カードの設定ファイルと同じくUTF-8。内容はプロバイダー名、電話番号、プライマリーDNS、セカンダリーDNSPOP3サーバー、SMTPサーバー、メールアドレス、アクセスポイント名1、電話番号1、アクセスポイント名2、電話番号2…のように続く。

通信カードごとの設定ファイル

SL-C700までの機種で使っている[Properties]の「speed = 115200」というザウルスと通信カードの間の接続速度(DTE)の指定は、SL-C750以降の機種でも有効だと判った。
てな訳で、先日は元となる /opt/QtPalmtop/etc/inetwizard/devtypes/01phs.conf を直接変更したが、速度が出ない通信カードまで DTE を 230.4kbps にする必要は無いので、AX420N で 4x パケットを使う場合(最大 204kbps)のみ DTE が 230.4kbps となるよう、設定ファイルを書き換えてみた。

再度、パッケージにしてみる

てな訳で、AX420Nの4xパケット時のみDTEを230.4kbpsにして、SL-C700以前の機種用のプロバイダー情報ファイルを追加し、機種を判別して適切にファイルを配置するようにしたパッケージを作ってみた。
http://www.areanine.gr.jp/~nyano/download.html#ax420n