TMPGEnc MPEG EditorとRD-X5

ふと思い立って少し前に注目したTMPGEnc MPEG Editorの体験版をダウンロードして色々と試してみる。
こいつは便利なことに入力ソースにMPEGファイルだけでなく、DVDビデオも直接指定が可能。音声トラックが複数ある場合(日本語音声と英語音声など)は、どちらを入力ソースとするか選択もできる。さらにDVDビデオに含まれるチャプター情報も引き継がれる。
出力先には待望のDVD-VRフォーマット出力が選択できる。タイトルが複数ある場合はマルチプログラムを指定すると、個別のタイトルとして出力が出来る。ディスク名、タイトル名は任意に指定することも可能。
ただし、DVD-RAMに直接出力する場合はオプションの環境設定からDVD-VR書き出しの場合にフォルダを作成するチェックボックスがあるので、これを外しておかないとDVDレコーダーなどでそのままでは認識できなくなる。
ちなみに手持ちのDVDビデオの中にはMPEG-2 720x480 29.97fps 9800kbps、Dolby Digital 48kHz 2ch 192kbpsのものがあって、合計ビットレートが9992kbpsになるので、DVD-VR規格(最大9848kbps)から外れるが継続しても良いか?と聞かれる場面があった。DVD-RAMに出力後、RD-X5では問題なく再生できたが親切な作りだ。
ただ、RD-X5RDシリーズで録画したタイトル以外はDVDビデオとして作成できないので、せっかく再エンコードなくDVDビデオから持ってきたソースを編集できても、そのままDVDビデオに出来ないのが残念。
これは是非ともTMPGEnc MPEG EditorにRDシリーズで録画したと思わせる(RD互換のDVD-VRフォーマット)機能なぁ〜んてのが付いてくれると嬉しいんだけど・・・(←無茶言うなよ)
もちろん、RD-X5上でレート変換ダビングすりゃDVDビデオとして焼けるけどね。