Sendmail 8.13をpkgsrcで導入

pkgsrcから導入する際に/etc/mk.confにUSE_SASL2=YESと書けば、SASLv2対応でPostfixをインストールできるとあったので、真似してSendmailの最新版8.13を入れてみる。
http://www.rr.homeunix.net/netbsd/mail.html#postfix
いつものようにftpでpkgsrc.tar.gzを落として/usr下に展開。/etc/mk.confをサンプルからコピーしてJapanのMASTER_SITEの設定を有効にする。ついでにSASLで検索すると「USE_SASL2」の行がコメントであったので、これを有効にする。
あとはpkg_installの最新版をインストールした後、/usr/pkgsrc/mail/sendmailでmakeするとmk.confのACCEPTABLE_LICENSESにno-profitを書けって言われるので、mk.confを見てみるとやっぱりコメント化してあるので、全部外して有効化しとく。
再び、makeすると無事終わったっぽい。make install・・・うまく出来たっぽい。/etc/mailer.confを/usr/pkg/share/examples/sendmail/mailer.confのシンボリックリンクで置き換えろってんでやってみる。
あとは/usr/pkg/share/sendmail/cfにあるgeneral-bsd4.4.cfとsubmit.cfを/etc/mailにsendmail.cfとsubmit.cfでコピー。
実行ファイルも置き換えないとあかんと思って、見てみると/usr/sbin/sendmailってmailwrapperにシンボリックリンクされてて、/usr/sbin/sendmail -d0.1 -bvで見ると、ちゃんとSendmail 8.13.4になってた。
でも、/etc/rc.d/sendmail startで動いてくれない・・・。とりあえず、直接 sendmail -Lsm-mta -bd -q30m と叩いて起動。ps -x | grep sendmail でちゃんと動いてるのを確認。
mail foo@ezweb.ne.jp で携帯宛てにメールを送って届くことを確認。そのまま、届いたメールに返信。すぐにmailコマンドで確認すると届いてた。
次はあらためて/etc/rc.d/sendmailで起動できない理由を調べてみる。cat /etc/rc.d/sendmail | grep '/' で確認すると、/usr/libexec/sendmailを見てる箇所は何箇所かあったので、これを/usr/pkg/libexec/sendmailに置き換えてみる。でも、やっぱり動かない・・・うーん。
で、ふと思って /etc/rc.d/sendmail で動かすとヘルプが出るので、使えない start、stop、restart、status以外の rcvar を指定してみると sendmail=NO だと出てくるので、/etc/rc.conf に sendmail=YES だけ指定してから、/etc/rc.d/sendmail startで無事動いた。念のためにtelnet localhost smtpでちゃんとSendmail 8.13.4が動いてることを確認してQUITする。よし。
メールの送受信も問題ないみたい。起動時のオプションは/etc/defaults/rc.confで指定されてるから書かなくてもいいのかな??