続々・SL-A300でスペシャルカーネル相当を使う

MPlayerでのベンチマーク結果

阿川さんのMPlayer for ZaurusんとこにBechmarkってページが追加されてるのを見つけたので先日カーネル入れ替えをしたSL-A300でやってみた。
http://atty.jp/?Zaurus%2Fmplayer%2FBenchmark
サンプル動画はいつものビデオCD相当なMPEG1(352x240 1150kbps 24fps 83s)を使って計測。コマンドラインは以下の通り。

bash-2.05# mplayer -vo fbdev -quiet -benchmark -nosound -nodouble -rtprio 1 /mnt/card/hogehoge.mpg

結果は標準クロック(CCCR=141、200MHz)で105.998s、つまり78.3%。で、普通に見れるように-vf rotate=1,crop=240:320を付けると149.632s、つまり55.47%。やっぱ、かなり厳しい。ちなみに標準カーネルでも同様の結果だった。
続いてクロックアップ(CCCR=142、240MHz)すると90.261s、つまり91.96%。をを、結構凄い。で、同じく-vfオプション付けると127.694s、つまり65%。ううむ、約1.2倍かクロックアップ通りやね。
ちなみに平均を取ろうと繰り返し再生するほど、ベンチマーク結果は少しずつ良くなったので、再起動直後に再生した結果のみを拾ってみた。
まあ、ベンチマーク云々よりも結局は自分が見た時の体感速度が全てなんですけどね。個人的にクロックアップした状態なら、上記のMPEG1データを結構普通に視聴できる感覚だと思ってます。もちろん、コマ落ちはあるけど許容範囲内ってことで。

続・ZPlayerでWMAファイルを再生

阿川さんからNWFPE使ってないよってコメントいただいたので、標準カーネルに戻してやってみた。結果、同じように音切れもなく再生されました〜(汗)
どうやらMPlayerコンパイラオプションの変更などの最適化によるところが大きかったってことですかね。本家のコードも良くなってるのかも知れないが。あと、再生したwmaネットラジオなんでレートが低いってのも功を奏してるんでしょうね。