CLIEが日本市場も撤退

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0222/sony.htm
Palmって結構好き。モデムで好きだったUSRoboticsがやってたとか、CPUがX68kなどで馴染みのあった68000系だとか、ペンを主としてPIMを中心とした簡潔なインターフェイスが素晴らしいと思ってた。
元々、ペン入力は実は好きで、数式を書くだけで計算できるキャノンのAI-Noteはインパクト凄かったし、シャープのPV-F1は電子手帳の未来を感じた。この後継と思われるPIザウルスは廉価版で出来ることが少ないイメージがあって好きになれなかった。後にインクワープロなどの素晴らしいペンアプリを搭載することで興味は沸いたけど、その頃は既にHP200LXでキーボードと汎用OSに載せるアプリの虜になっていた。(それは今もだけど)
SONYPalm市場に参入するのはPalmのメジャー化に一役買う意味では凄いと思ったんだけど、結果として簡潔な形態のPalmはより多機能に高解像度にAV機能を強化され、CLIEはなんだかPalmをベースとした全く別のマシンに見えたのがイマイチ好きになれなかった。(Palmユーザーだった訳じゃないので、ユーザー内から見たイメージはよく知らない。)
まあ、それでもCLIEから入った人にとっては、今回の一件はひたすら残念な事態なんだろうな。ザウルスが同じ状態に陥ったら悲しいだろうけど、でもHP200LXと同じで自分でカスタマイズしながらずっと使っていきそうな気はする。
以前、日本ではSONYPalmをやってるからと、本家palmOneが日本市場に来ないって話があったけど、SONY撤退で来るのかな?ちょっと動向が気になったり。
ちなみにザウルスはPDAじゃなくて、モバイル端末なのでPalmとは市場が違うと思ってます。WindowsMobile(旧名WindowsCE)が似た位置にいるのかな?でも、Palmっぽい形にこだわってPocketPCにしちゃったからなぁ〜。あれはビューアとしては便利なんだろうけど。