NetBSDインストールとか

今回サーバ立ち上げるのに導入したNetBSDは現在の最新リリースである、1.4.1です。ここ最近では、ぷらっとホームのRelese&WriteシリーズのCD-ROM、BSD Magazine、Linux & BSD magazine(?)、UNIX USERなどに収録されています。ちなみにヲレは、ぷらっとホームのCD-ROMを買いました(笑)
てな訳で、CD-ROMではあるんですが、買う前に既に導入してます。それは、 http://www.jp.netbsd.org/ で日本NetBSDユーザーズグループのページを見てもらうか、 http://www.netbsd.org/ で本家を見てもらえば判ると思うです。

インストール前の準備

基本的には ftp://www.jp.netbsd.org/pub/NetBSD/NetBSD-1.4.1/i386/ のようにNetBSDディレクトリの中にバージョンごとのNetBSDディレクトリがあるので、その中の機種別ディレクトリに入って、installation/miscからrawrite.exeを落として(その他、必要ならFDISKコマンド相当のpfdisk.exe、ブートセレクタのosbs135.exeかosbsbeta.exeも)、installation/floppyからboot.fsを落として(メモリが少ないマシンならboot-tiny.fsが良いカモ)、フォーマットした1.44MBのFDにrawrite.exeでboot.fsを書き込んで、起動ディスクを作って、あとはbinary/setsからbase.tgz〜xserver.tgzまでの全てのtgzファイルを落としておけばOK。FDしか無い環境ならばSplitディレクトリの各ファイルを全てFDに落とせば、絶対やりたくないけどFDのみのインストールも出来るハズ。

インストール

起動ディスクで起動すれば、基本的にほとんどのデバイスPCカードIDE接続、SCSI接続なCD-ROM、IDEカード接続なCD-ROM、LAN等)をほぼ全て認識するはずなので、あとはメニューに従って入れるだけ。この時、さっき落としたtgzファイルを読む先が何らかの手段で必要になるのでCD-Rに焼いておいて読ませるとか、直にインターネット接続してftpインストールするとか、NFSインストールするとか色々できます。
CD-ROMのデバイス名は通常見つかった順番にcd0、cd1・・・と名称が付き、マウントする際はmount -r -t cd9660 /dev/cd0a /mntという風になります。HDDやMO等のSCSI機器だとSCSI ID順にsd0から順に付けられ、IDEだとwd0から順に付けられます。
バイス名としては最後に領域をあらわすアルファベット1文字が付き、aだと先頭の領域、bだと2番目の領域、cだとデバイス全体、dだと3番目の領域と、順についていきます。領域を示す必要のない場合は通常aを使いますが、場合によってはcを使います。

初期設定

インストールが終わったら、タイムゾーンの設定とかやって、vipwコマンドで一般ユーザーを作るです。パスワードは*で無効状態にしておいて、終わったら次はグループの作成、必要ならwheelグループにsuできる一般ユーザーのユーザー名を追加しておくです。んで、一般ユーザー用のホームディレクトリを作成して、オーナーをその一般ユーザーに変えて、パスワードをpasswdコマンドで設定すればOK。

パッケージの追加

これで、suしてcd /usr/pkgディレクトリ下で、pkg_add パッケージ名とすればバイナリパッケージをバンバン組み込めます。パッケージ名はインターネットに接続されている状態ならば・・・(ちなみにftpインストールした場合は、その時の設定がinetd.confや、/etc/rc.conf、/etc/resolv.conf等に反映されてるので、すぐ繋げるはず) ftp://ftp.jp.netbsd.org/pub/NetBSD/packages/1.4.1/i386/shells/bash-2.03.tgz のように直接ftpサーバーからURL指定で組み込む事もできます。当然、落としてきたtgzファイルを指定してもOKです。
パッケージに欲しいソフトがない場合はソースパッケージを使う手もあるです。これはNetBSDのパッケージコレクションのページに詳しく書いてあるので、見てください。(でも、説明にある/etc/mk.confは作らない方が良いかも。)
もちろん、手元にNetBSD入門キット(通称:緑本)等があれば便利なんですが、これはこれで1.3.3版を元に書いてあるので不便なトコも多々ありますが(苦笑)そういう意味ではBSD Magazineとか最近のBSD関連雑誌を見る方がいいです。